“解釈”のいろいろな読み方と例文
旧字:解釋
読み方割合
かいしゃく69.2%
かいしやく7.7%
げしゃく7.7%
ソルヴ7.7%
ハラ7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし、恭一におりおり解釈かいしゃくしてもらったりしているうちに、詩や歌のこころというものが、いつとはなしに彼の感情にしみ入って来た。
次郎物語:02 第二部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
彼はそれを、貸借たいしやくに関係した羞恥しうち血潮ちしほとのみ解釈かいしやくした。そこではなしをすぐ他所よそそらした。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
詩人哲学者は到底人間の内部の生命を解釈ソルヴするものたるに外ならざるなり、而して人間の内部の生命なるものは、吾人之れを如何に考ふるとも
内部生命論 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
千鳥は外貌ミテクレ十分、解釈ハラが違つてゐた。立女形の役どこであつても、立女形の腹で演ずべき蜑処女ではなかつたからである。千鳥で失敗し、静御前で成功するなどは思ひもよらなかつた。
芸の有為転変相 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)