“認知”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にんち50.0%
リコグナイズ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
潜水艦から離れた艦上機の操縦席についていたのは、別人べつじんならぬ花川戸はなかわど鼻緒問屋はなおどんやの二番息子の直二なおじであった。前に戦死と認知にんちされて、死亡通知の発せられた幽霊人ゆうれいじんだった。
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
すると、その格子の間から、蒼白い二つの人間の顔が現れて、彼を見てにっと微笑した。ワトソンは、恐ろしい戦慄が、身体を通じて流れるのを感じた。彼は、その人間の顔を認知リコグナイズした。
船医の立場 (新字新仮名) / 菊池寛(著)