“緘黙”のいろいろな読み方と例文
旧字:緘默
読み方(ふりがな)割合
かんもく77.8%
しじま7.4%
シヾマ7.4%
しゞま3.7%
シジマ3.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“緘黙”を含む作品のジャンル比率
文学 > ドイツ文学 > 小説 物語4.3%
文学 > フランス文学 > 小説 物語3.8%
文学 > 日本文学 > 日本文学1.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
そこで会話は一分間ばかりとぎれて、ただ小さな沈吟の叫びが聞えるだけだったが、この緘黙かんもくが終ると奇妙なことが起った。
伸子は、毅然きぜんたる決意を明らかにした。彼女は自身の運命を犠牲にしてまでも、或る一事に緘黙かんもくを守ろうとするらしい。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
緘黙しじまを破って、かえってもの寂しい、乾声からごえが響いた。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
誰の口からともなく、一時に出た叫びである。山々のこだまは、驚いて一様に、忙しく声を合せた。だが、山は、たちまち一時の騒擾そうじょうから、元の緘黙しじまに戻ってしまった。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
明日からの数日は、緘黙シヾマの近代民なる木地屋の本貫、君畑・大君畑の山わたりして、勢州へ越える。
唱導文芸序説 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
緘黙シヾマを守る岩・木・草などに開口カイコウさせようとしても、物言はぬ時期があつた。
だが山は、忽ち一時の騒擾から、元の緘黙しゞまをとり戻してしまつた。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
緘黙しゞまを破つて、却てもの寂しい乾声からごゑが響いた。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
誰の口からともなく、一時に出た叫びである。山々のこだまは、驚いて一様に、忙しく声を合せた。だが、山は、タチマチ一時の騒擾から、元の緘黙シジマに戻つてしまつた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
緘黙シジマを破つて、カヘツてもの寂しい、乾声カラゴヱが響いた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)