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嘉村礒多
ふりがな文庫
嘉村礒多
(
かむらいそた
)
1897.12.15 〜 1933.11.30
“嘉村礒多”に特徴的な語句
軈
(
やが
)
縋
(
すが
)
顫
(
ふる
)
頻
(
しき
)
叩頭
(
じぎ
)
呵責
(
かしやく
)
屹度
(
きつと
)
斯
(
か
)
迚
(
とて
)
不憫
(
ふびん
)
詰
(
なじ
)
愬
(
うつた
)
梯子段
(
はしごだん
)
零
(
こぼ
)
邪慳
(
じやけん
)
見窄
(
みすぼ
)
窘
(
たしな
)
疚
(
やま
)
時偶
(
ときたま
)
擡
(
もた
)
少時
(
しばらく
)
倅
(
せがれ
)
俯向
(
うつむ
)
著者としての作品一覧
足相撲
(旧字旧仮名)
読書目安時間:約10分
S社の入口の扉を押して私は往來へ出た。狹い路地に入ると一寸佇んで、蝦蟇口の緩んだ口金を齒で締め合せた。心まちにしてゐた三宿のZ・K氏の口述になる小説『狂醉者の遺言』の筆記料を私は貰 …
崖の下
(旧字旧仮名)
読書目安時間:約37分
二月の中旬、圭一郎と千登世とは、それは思ひもそめぬ些細な突發的な出來事から、間借してゐる森川町新坂上の煎餅屋の二階を、どうしても見棄てねばならぬ羽目に陷つた。が、裏の物干臺の上に枝 …
業苦
(旧字旧仮名)
読書目安時間:約34分
只、假初の風邪だと思つてなほざりにしたのが不可かつた。たうとう三十九度餘りも熱を出し、圭一郎は、勤め先である濱町の酒新聞社を休まねばならなかつた。床に臥せつて熱に魘される間も、主人 …
途上
(新字旧仮名)
読書目安時間:約51分
六里の山道を歩きながら、いくら歩いても渚の尽きない細長い池が、赤い肌の老松の林つゞきの中から見え隠れする途上、梢の高い歌ひ声を聞いたりして、日暮れ時分に父と私とはY町に着いた。其晩 …
滑川畔にて
(旧字旧仮名)
読書目安時間:約24分
北鎌倉で下車して、時計を見ると十時であつた。驛前の賣店で簡單な鎌倉江の島の巡覽案内を買ひ、私とユキとは地圖の上に額と額とを突き合せて、圓覺寺の所在をさがしても分らなかつた。 「圓覺 …
“嘉村礒多”について
嘉村 礒多(かむら いそた 1897年(明治30年)12月15日 - 1933年(昭和8年)11月30日)は、日本の私小説家。山口県吉敷郡仁保村(現在は山口市仁保)出身。
(出典:Wikipedia)
“嘉村礒多”と年代が近い著者
1896年生まれ|
中戸川吉二
浜尾四郎
牧野信一
佐々木味津三
宮沢賢治
村山槐多
1897年生まれ|
上里春生
稲垣巌
木村荘十
柴田宵曲
富岡誠
世礼国男
佐野昌一
中浜哲
丘丘十郎
ささきふさ
富田木歩
十一谷義三郎
細井和喜蔵
川端茅舎
三木清
海野十三
1898年生まれ|
八木重吉
黒島伝治
横光利一
きょうが誕生日(1月17日)
大杉栄
(1885年)
谷譲次
(1900年)
林不忘
(1900年)
牧逸馬
(1900年)
アントン・チェーホフ
(1860年)
ダグラス・ハイド
(1860年)
河野広道
(1905年)
きょうが命日(1月17日)
ゲオルヒ・ヒルシュフェルド
(1943年)
板倉勝宣
(1923年)
波多野精一
(1950年)
アレクサンドル・セルゲーヴィチ・プーシキン
(1837年)
嶋中雄作
(1949年)
石川千代松
(1935年)
河井酔茗
(1965年)
今月で生誕X十年
堺利彦
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土田杏村
(生誕130年)
今月で没後X十年
幸徳秋水
(没後110年)
宮本百合子
(没後70年)
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フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
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シャルル・ピエール・ボードレール
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竹内浩三
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矢崎源九郎
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アリギエリ・ダンテ
(没後700年)
ウラジミール・ガラクティオノヴィチ・コロレンコ
(没後100年)
ピョートル・アレクセーヴィチ・クロポトキン
(没後100年)
池田輝方
(没後100年)
岡崎雪声
(没後100年)