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時偶
ふりがな文庫
“時偶”の読み方と例文
読み方
割合
ときたま
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ときたま
(逆引き)
何でも個性を発揮しなければ気が済まないのが椿岳の
性分
(
しょうぶん
)
で、
時偶
(
ときたま
)
市中の出来合を買って来ても必ず何かしら椿岳流の加工をしたもんだ。
淡島椿岳:――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
ただ、夫人のある機能が過度に発達しているので、
時偶
(
ときたま
)
そういう特性が、有機的な刺戟に遇うと、感覚の上に技巧的な抽象が作られてしまう。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
小供等さへ高い声も立てない。
時偶
(
ときたま
)
、胸に錐でも刺された様な
赤児
(
あかご
)
の
悲鳴
(
なきごゑ
)
でも聞えると、隣近所では妙に顔を顰める。
赤痢
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
時偶(ときたま)の例文をもっと
(28作品)
見る
時
常用漢字
小2
部首:⽇
10画
偶
常用漢字
中学
部首:⼈
11画
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