“時刻”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じこく68.0%
とき29.9%
ころ1.0%
じぶん1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さて、三ねんまへ、……ちがひます。なれども、おな霜月しもつきさり、ちやうおないま時刻じこくわれらにもお前樣まへさまおなことがありました。……
三人の盲の話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
なあ、おつかあ、正真正銘、嘘いつはりのねえ話だが、おめえのその御面相が太鼓に見えてさ、おいらがその太鼓で朝の時刻とき
その内儀さんの話によると、もう星の白い宵の時刻ころ、旅人の影も途絶え、並木の風ばかりが淋しい道を、おいおいと泣き声あげながら、向う見ずに素ッ飛んでゆく小僧がある。
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「おつつけ伴者つれのくる時刻じぶん
どんたく:絵入り小唄集 (新字旧仮名) / 竹久夢二(著)