“時効”の読み方と例文
読み方割合
じこう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
長幼の序で説明が出来るし、それにもう皆お嫁に行ってしまって、学校のことは時効じこうにかゝっている。
勝ち運負け運 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
かれはすぐに下田の警察へ駆け込んで過去の罪を自首したが、それはもう時効じこうを経過しているので、警察では彼を罪人として取扱うことが出来なかった。かれは失望して沼津へ帰った。
綺堂むかし語り (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
「然う/\、もう時効じこうにかゝった積りでおくやみは略していたが……」
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)