“期間”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きかん57.1%
あいだ28.6%
きげん14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたくし場合ばあいには、この無意識むいしき期間きかんが二三にちつづいたと、あとかみさまからおしえられましたが、どちらかといえば二三にちというのはみじか部類ぶるい
戸一重まで秋は湿やかに這い寄っているが、半歳にもあまるこの期間あいだ、降っても照っても近江屋の前にお艶の姿を見ない日はなかった。
「……有り難う。だが、その話は今此処で決めなければならないほど、その期間きげんとかゞ……?」
南風譜 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)