“時間”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
じかん80.5%
とき13.3%
ひま4.7%
あいだ0.8%
タイム0.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
代助もそれがからうと答へたなり、あとあたらず障らずの世間話せけんばなし時間じかんつぶしてゐた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
そうかといって、いままで、あらそっていたこうのほうへいって、時間じかんをきくのもはじかんじましたから、
時計のない村 (新字新仮名) / 小川未明(著)
早く申せば旨くもねえものをこんなに数々とりはせぬぞ、長居をして時間ときついやし、食いたくもない物を取り
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
が、わずかな時間ときの相違で、大塔宮ご一行は、竹原館をお出ましになり、吉野へご潜行あそばされた。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
ゲエテだつたか、「今日は時間ひまが無いから、仕方なく長い手紙をしたゝめる」と言つたが、これは演説にもまたよく当てはまる。
将棊のやうに相手が要つたり、時間ひまがかゝつたりするものではとてもいけない。
皿や小鉢や燗徳利の取り散らされてある座敷に突っ立ったまま、四人は、また顔を見合わせた。わずかな時間あいだに、四人の刀が、四本ながら紛失しているではないか。
血曼陀羅紙帳武士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
ところが、驚いたことには、きょうその部屋の鍵をわたしに渡して、その船室へ降りて行って、彼が正午の太陽の高度を測っている間、船長の時計で時間タイムを取るようにと私に命令したのであった。