“高潮”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たかじほ33.3%
こうちょう16.7%
たかしお16.7%
たかしほ16.7%
かうてう8.3%
クライマックス8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
高潮みだれうつれど
独絃哀歌 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
自分も一時は彼に釣り込まれて、当初の興味がだんだんまされて行くような気分になった。けれども客の位置にえられた自分はそれほど長く興味の高潮を保ち得なかった。
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
慶応元年六月十五日の夜は、江戸に大風雨があって、深川あたりは高潮におそわれた。近在にも出水がみなぎって溺死人がたくさん出来た。
半七捕物帳:34 雷獣と蛇 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
潮の退た時は沼とも思はるゝ入江が高潮と月の光とでまるで樣子が變り、僕には平時見慣れた泥臭い入江のやうな氣がしなかつた。
少年の悲哀 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
また譬へば長潮小潮たらんとする時に當つて、たま/\生じたる高潮の如きものである。其の根基に於て相副ひ相協はざるものがあるのであるから、持續し得る間は甚だ短い。
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
ヒドい放蕩な生活の中から自殺しそくなつた経験をぬきとつて、高潮だけを手記と云ふ風な形式で書いたつもりであつたが、うまく行かなかつたので
イボタの虫 (新字旧仮名) / 中戸川吉二(著)