“高潮”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
たかじほ36.4%
こうちょう18.2%
たかしほ18.2%
かうてう9.1%
たかしお9.1%
クライマックス9.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“高潮”を含む作品のジャンル比率
哲学 > 倫理学・道徳 > 人生訓・教訓6.2%
文学 > 日本文学 > 詩歌0.4%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
高潮たかじほみだれうつやみうつれど、
独絃哀歌 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
高潮たかじほ滿ちてめぐりゆく
草わかば (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
けれども客の位置にえられた自分はそれほど長く興味の高潮こうちょうを保ち得なかった。
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
丹下左膳がもっとも左膳らしい危険な状態に達した高潮こうちょう
丹下左膳:03 日光の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
潮の退おちた時は沼とも思はるゝ入江が高潮たかしほと月の光とでまるで樣子が變り、僕には平時いつも見慣れた泥臭い入江のやうな氣がしなかつた。
少年の悲哀 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
夏の光にてらされて岩根にひゞく高潮たかしほ
藤村詩抄:島崎藤村自選 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
また譬へば長潮ながしほ小潮こしほたらんとする時に當つて、たま/\生じたる高潮かうてうの如きものである。
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
慶応元年六月十五日の夜は、江戸に大風雨おおあらしがあって、深川あたりは高潮たかしおにおそわれた。
半七捕物帳:34 雷獣と蛇 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
それは、四五年前の自分の、ヒドい放蕩はうたうな生活の中から自殺しそくなつた経験をぬきとつて、高潮クライマックスだけを手記と云ふ風な形式で書いたつもりであつたが、うまく行かなかつたので、その材料を書くことを期待してゐてくれた里見さんや野村などに、私は合はす顔がない気がされた。
イボタの虫 (新字旧仮名) / 中戸川吉二(著)