“小潮”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こしほ50.0%
こじお50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また譬へば長潮ながしほ小潮こしほたらんとする時に當つて、たま/\生じたる高潮かうてうの如きものである。其の根基に於て相副ひ相協はざるものがあるのであるから、持續し得る間は甚だ短い。
努力論 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
小潮こじおの時なら知らんこと、いい潮に出ているのに、二日ともちっとも釣れないというのは、客はそれほどに思わないにしたところで、船頭に取っては面白くない。
幻談 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)