“小遣”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こづかい49.2%
こづか31.1%
こづかひ15.2%
こづけえ3.0%
いりよう0.8%
こづが0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
青年時代、友達と二人で、小遣もなくて退屈していた時、「ゴミ隠し」を少し大きくしたような遊びを思いついて興じたことがある。
探偵小説の「謎」 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
病気は腎臓に神経痛で、気象のはっきりした銀子が気に入り、肩や腰をらせたりして、小遣いをくれたり、菓子を食べさせたりした。
縮図 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
…………兄さんも阿母さんから、初中内密小遣を戴き乍ら…………阿母さんが被仰る通り女の様に衣服なんか買ふのは馬鹿々々しい。
蓬生 (新字旧仮名) / 与謝野寛(著)
いのがあつたら二つばかりいツて、さんが小遣れやしたから、何卒丁度さそうな世辞があつたらておんなせえな。
世辞屋 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
られた、られたッて、幾干ばかり台所の小遣をごまかして来やあがったか知らねえけれど、がそので、どうせなけなしの小遣だろう、落しっこはねえ。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
つね/″\のやうに大事がりて、につくりし手綱染あげもまゝにけり、いつも小遣ひの塲處なる鏡臺引出しをけてるに
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)