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鏡臺
ふりがな文庫
“鏡臺”のいろいろな読み方と例文
新字:
鏡台
読み方
割合
きやうだい
60.0%
きようだい
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きやうだい
(逆引き)
刷毛
(
ブラツシ
)
の
音
(
おと
)
が
已
(
や
)
んでも
中々
(
なか/\
)
六
疊
(
でふ
)
から
出
(
で
)
て
來
(
こ
)
ないので、
又
(
また
)
行
(
い
)
つて
見
(
み
)
ると、
薄暗
(
うすぐら
)
い
部屋
(
へや
)
の
中
(
なか
)
で、
御米
(
およね
)
はたつた
一人
(
ひとり
)
寒
(
さむ
)
さうに、
鏡臺
(
きやうだい
)
の
前
(
まへ
)
に
坐
(
すわ
)
つてゐた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
鏡臺
(
きやうだい
)
や化粧道具が
揃
(
そろ
)
つて居て、まるで若い女の部屋のやうですが、昨夜受取つた手紙は言ふ迄もなく、手掛りになりさうなものは一つも無かつたのです。
銭形平次捕物控:159 お此お糸
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
鏡臺(きやうだい)の例文をもっと
(3作品)
見る
きようだい
(逆引き)
隅の方には古いながらも
前桐
(
まへぎり
)
の
箪笥
(
たんす
)
も一本置いてあツて、其の上に
鏡臺
(
きようだい
)
だの針箱だのが
載
(
の
)
せてある。何れも
性
(
しやう
)
の知れたものだが、手入が可いので
見榮
(
みはえ
)
がする。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
つね/″\
寳
(
たから
)
のやうに
大事
(
だいじ
)
がりて、
身
(
み
)
につく
物
(
もの
)
の
隨
(
ずい
)
一
好
(
す
)
き
成
(
な
)
りし
手綱染
(
たづなぞめ
)
の
帶
(
おび
)
あげも
其
(
その
)
まゝに
有
(
あり
)
けり、いつも
小遣
(
こづが
)
ひの
入
(
い
)
れ
塲處
(
ばしよ
)
なる
鏡臺
(
きようだい
)
の
引出
(
ひきだ
)
しを
明
(
あ
)
けて
見
(
み
)
るに
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
鏡臺(きようだい)の例文をもっと
(2作品)
見る
鏡
常用漢字
小4
部首:⾦
19画
臺
部首:⾄
14画
“鏡”で始まる語句
鏡
鏡餅
鏡花
鏡台
鏡板
鏡玉
鏡研
鏡蓋
鏡像
鏡山
“鏡臺”のふりがなが多い著者
三島霜川
樋口一葉
泉鏡太郎
夏目漱石
泉鏡花
野村胡堂