“鏡像”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ミラー・イメージ50.0%
きょうぞう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鏡像ミラー・イメージと云えば、おおかた読者は承知のことであろうが、左と右、右と左といった具合に、双生児の各半面が相手の反対側に酷似することである。
人魚謎お岩殺し (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
それは、また例の鏡像ミラー・イメージで、はからずもその特徴を、自分の左手に発見したのであった。
人魚謎お岩殺し (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
理髪衣を着て、その多弁家の愛護の手のもとで、いすによりながら、かれは苦しそうなまなざしで、自分の鏡像きょうぞうをつくづく見た。