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鏡研
ふりがな文庫
“鏡研”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かがみと
66.7%
かがみとぎ
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かがみと
(逆引き)
密命をうけた彼ら二十人の家士は、笠売り、
鏡研
(
かがみと
)
ぎ、馬飼い、
放下師
(
ほうかし
)
などのさまざまに姿をやつして、鎌倉府内へ入りこんでいた。そして五月二日に事を決行したのだった。
私本太平記:08 新田帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
然らば常陸坊海尊だろうと噂したというのは、恐らくはこのころすでにかの仙人がまだ生きてどこかにいるように評判する者があったからであろう。また別の伝えには福仙という
鏡研
(
かがみと
)
ぎがきた。
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
鏡研(かがみと)の例文をもっと
(2作品)
見る
かがみとぎ
(逆引き)
そういやあ作平さん、お前さんの
鏡研
(
かがみとぎ
)
も時代なものさ、お
互
(
たげえ
)
に久しいものだが、どうだ、御無事かね。二階から白井権八の顔でもうつりませんかい。
註文帳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
というと
研屋
(
とぎや
)
の五助、
喚
(
わめ
)
いて、むッくと
弾
(
は
)
ね起きる。炬燵の向うにころりとせ、貧乏徳利を枕にして寝そべっていた
鏡研
(
かがみとぎ
)
の作平、もやい
蒲団
(
ぶとん
)
を
弾反
(
はねかえ
)
されて
寝惚声
(
ねぼげごえ
)
で
註文帳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
鏡研(かがみとぎ)の例文をもっと
(1作品)
見る
鏡
常用漢字
小4
部首:⾦
19画
研
常用漢字
小3
部首:⽯
9画
“鏡”で始まる語句
鏡
鏡餅
鏡花
鏡台
鏡臺
鏡板
鏡玉
鏡蓋
鏡像
鏡山
“鏡研”のふりがなが多い著者
柳田国男
吉川英治
泉鏡花