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蒲団
ふりがな文庫
“蒲団”のいろいろな読み方と例文
旧字:
蒲團
読み方
割合
ふとん
93.9%
ぶとん
4.7%
クション
0.5%
マット
0.5%
マトレス
0.2%
マトラ
0.2%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふとん
(逆引き)
ある時は夢にこの天文台に登りかけてどうしても登れず、もがいて泣き、母に起こされ
蒲団
(
ふとん
)
の上にすわってまだ泣いた事さえあった。
花物語
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
蒲団(ふとん)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ぶとん
(逆引き)
また或る人たちが下司な
河岸
(
かし
)
遊びをしたり、或る人が
三
(
み
)
ツ
蒲団
(
ぶとん
)
の上で新聞小説を書いて得意になって
相方
(
あいかた
)
の女に読んで聞かせたり
斎藤緑雨
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
蒲団(ぶとん)の例文をもっと
(20作品)
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クション
(逆引き)
二階の
縁側
(
ヴェランダ
)
に置いてある籐椅子には、燃ゆるやうな
蒲団
(
クション
)
が敷いてあつて、此家の主人公が、美しい夫人であることを、示してゐるやうだ。
真珠夫人
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
蒲団(クション)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
マット
(逆引き)
窓
硝子
(
ガラス
)
が
木葉
(
こっぱ
)
微塵となり、どこか、
蒲団
(
マット
)
のしたからキナ臭い匂いが立ちのぼってきます。
一週一夜物語
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
蒲団(マット)の例文をもっと
(2作品)
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マトレス
(逆引き)
そして枕や
蒲団
(
マトレス
)
なぞの香気が抜ける時は、奴隷に命じて詰め替えさせていた、贅沢品の一種であったろうと史家は見ているのであります。
ウニデス潮流の彼方
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
蒲団(マトレス)の例文をもっと
(1作品)
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マトラ
(逆引き)
それ故私は旅館の寝床の毛布を
引捲
(
ひきまく
)
る時にはいつも嫌悪の情に身を
顫
(
ふる
)
わす。ここで
昨夜
(
ゆうべ
)
は誰れが何をした。どんな不潔な忌わしい奴がこの
蒲団
(
マトラ
)
の上に寝たであろう。
夏の町
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
蒲団(マトラ)の例文をもっと
(1作品)
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“蒲団”の意味
《名詞》
蒲団(ふとん)
座禅で用いる蒲の葉を編んだ丸い座蒲団。
袋状の布地に綿や羽毛、パンヤなどを入れ、座るときに敷いたり、寝るときに敷いたり掛けたりするもの。布団(当て字)。
(出典:Wiktionary)
蒲
漢検準1級
部首:⾋
13画
団
常用漢字
小5
部首:⼞
6画
“蒲団”の関連語
羽根布団
“蒲団”で始まる語句
蒲団地
蒲団扇
蒲団綿
蒲団縛
蒲団蒸
蒲団部屋
検索の候補
座蒲団
坐蒲団
掛蒲団
煎餅蒲団
敷蒲団
藁蒲団
羽蒲団
羽根蒲団
四布蒲団
夜具蒲団
“蒲団”のふりがなが多い著者
中里介山
島崎藤村
夏目漱石
吉川英治
泉鏡花
江戸川乱歩
徳田秋声
正岡子規
太宰治
横光利一