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ふとん
ふりがな文庫
“ふとん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
蒲団
77.8%
布団
16.2%
蒲團
3.1%
布團
1.9%
衾
0.4%
臥被
0.2%
茵
0.2%
裀褥
0.2%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蒲団
(逆引き)
大声で揺り起されて土岐健助が、宿直室の
蒲団
(
ふとん
)
の中からスッポリと五分刈頭を出したのは、もう朝も大分日が高くなった頃であった。
白蛇の死
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
ふとん(蒲団)の例文をもっと
(50作品+)
見る
布団
(逆引き)
二月も末の真夜中のこと、祖母はクニ子や、その上のアグリたちをつれて納屋のあげの間の方へ
布団
(
ふとん
)
を運び、早くから寝せつけた。
暦
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
ふとん(布団)の例文をもっと
(50作品+)
見る
蒲團
(逆引き)
「
一寸
(
ちよつと
)
待
(
ま
)
ち
給
(
たま
)
へ」と
云
(
い
)
つて、
燐寸
(
まつち
)
で
瓦斯
(
ガス
)
煖爐
(
だんろ
)
を
焚
(
た
)
いた。
瓦斯
(
ガス
)
煖爐
(
だんろ
)
は
室
(
へや
)
に
比例
(
ひれい
)
した
極
(
ごく
)
小
(
ちひ
)
さいものであつた。
坂井
(
さかゐ
)
はしかる
後
(
のち
)
蒲團
(
ふとん
)
を
薦
(
すゝ
)
めた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
ふとん(蒲團)の例文をもっと
(16作品)
見る
▼ すべて表示
布團
(逆引き)
頼
(
たの
)
み外へ
遣置
(
やりおき
)
急立
(
せきたつ
)
心
(
こゝろ
)
を
鎭
(
しづ
)
めて
覗見
(
のぞきみ
)
るに
平
(
へい
)
四郎は
夜具
(
やぐ
)
に
凭
(
もた
)
れて
鼻唄
(
はなうた
)
を
唄
(
うた
)
ひ居るにぞ
能
(
よく
)
御出
(
おいで
)
なんしたと
屏風
(
びやうぶ
)
の中に
入
(
いり
)
主
(
ぬし
)
に御聞申事が
有
(
ある
)
と
布團
(
ふとん
)
の上へ
上
(
あが
)
りけれども
何
(
なん
)
の氣も
付
(
つか
)
ぬ
處
(
ところ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
ふとん(布團)の例文をもっと
(10作品)
見る
衾
(逆引き)
朝になって女の死骸にかけた
衾
(
ふとん
)
を開けてみると頭がなくなっていた。呉侍御は怒って侍女達を鞭でたたいてせめた。
陸判
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
ふとん(衾)の例文をもっと
(2作品)
見る
臥被
(逆引き)
これも何か思い当る処あるらしく、客なる少女の顔をじっと見て、又た
密
(
そっ
)
と傍の寝床を見ると、少年は
両腕
(
うで
)
を
捲
(
まく
)
り出したまま能く眠っている、其手を静に
臥被
(
ふとん
)
の内に入れてやった。
二少女
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
ふとん(臥被)の例文をもっと
(1作品)
見る
茵
(逆引き)
木魚は小さいのは可愛らしいものであるが、大きなのが
茵
(
ふとん
)
を敷いて座っていると、かなりガクガクとした平たい四角である。
老爺
(
おじい
)
さんの顔も大きな四角なお
出額
(
でこ
)
で
顎
(
あご
)
も張っている。
旧聞日本橋:08 木魚の顔
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
ふとん(茵)の例文をもっと
(1作品)
見る
裀褥
(逆引き)
そして我家へ帰ってみると、黄英はもう家の掃除をして、
牀榻
(
ねだい
)
と
裀褥
(
ふとん
)
の用意をしてあった。それはあらかじめ弟の帰るのを知っていたかのように。
黄英
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
ふとん(裀褥)の例文をもっと
(1作品)
見る
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