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両腕
ふりがな文庫
“両腕”のいろいろな読み方と例文
旧字:
兩腕
読み方
割合
りょううで
70.8%
りょうて
8.3%
もろうで
8.3%
うで
4.2%
りやううで
4.2%
モロウデ
4.2%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
りょううで
(逆引き)
仕立屋
(
したてや
)
さんはひらりととびおりて、
両腕
(
りょううで
)
で木をかかえました。こうして、いままでずっとかかえていたような顔をして、大男にむかって
いさましい ちびの仕立屋さん
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
両腕(りょううで)の例文をもっと
(17作品)
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りょうて
(逆引き)
服を着かけていたかの男は、
両腕
(
りょうて
)
をあげたまま、シャツの前穴から顔を出したところだったが、薄笑いをうかべながら
屹度
(
きっと
)
ドクトルを睨みつけて
誤診
(新字新仮名)
/
モーリス・ルヴェル
(著)
両腕(りょうて)の例文をもっと
(2作品)
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もろうで
(逆引き)
破れた唐紙は外から開いて、パッと飛込んで来たのは匂うばかりのお染、一塊の花束のように、ヨロヨロと立ち上がった百松の
両腕
(
もろうで
)
の中へその身体を投げかけたのです。
銭形平次捕物控:084 お染の歎き
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
両腕(もろうで)の例文をもっと
(2作品)
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うで
(逆引き)
これも何か思い当る処あるらしく、客なる少女の顔をじっと見て、又た
密
(
そっ
)
と傍の寝床を見ると、少年は
両腕
(
うで
)
を
捲
(
まく
)
り出したまま能く眠っている、其手を静に
臥被
(
ふとん
)
の内に入れてやった。
二少女
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
両腕(うで)の例文をもっと
(1作品)
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りやううで
(逆引き)
と
掻蹲
(
かつゝくば
)
ひ、
両腕
(
りやううで
)
を
膝
(
ひざ
)
に
預
(
あづ
)
けたまゝ
啣煙管
(
くはへぎせる
)
で
摺出
(
すりだ
)
す
躰
(
てい
)
は、
嘴
(
くちばし
)
長
(
なが
)
い
鷺
(
さぎ
)
の
船頭
(
せんどう
)
化
(
ば
)
けたやうな
態
(
さま
)
である。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
両腕(りやううで)の例文をもっと
(1作品)
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モロウデ
(逆引き)
皆の人のけはひで、覚め難い夢から覚めたやうに、目をみひらくと、あゝ、何時の間にか、姫は嫗の
両腕
(
モロウデ
)
両膝
(
モロヒザ
)
の間には、居させられぬ。一時に、慟哭するやうな感激が来た。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
両腕(モロウデ)の例文をもっと
(1作品)
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両
常用漢字
小3
部首:⼀
6画
腕
常用漢字
中学
部首:⾁
12画
“両”で始まる語句
両
両親
両人
両手
両方
両肱
両側
両眼
両国
両掌
“両腕”のふりがなが多い著者
下村湖人
谷譲次
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
ヴィルヘルム・カール・グリム
モーリス・ルヴェル
国木田独歩
泉鏡太郎
宮沢賢治
折口信夫