“預”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あずか26.0%
あづ22.6%
あづか19.9%
あず18.5%
あらかじ4.8%
あずけ3.4%
あづけ0.7%
あずかり0.7%
あづく0.7%
あらか0.7%
かね0.7%
アラカジ0.7%
パアク0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にちて、アンドレイ、エヒミチは埋葬まいそうされた。その祈祷式きとうしきあずかったのは、ただミハイル、アウエリヤヌイチと、ダリュシカとで。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
三十七ねんぐわつ十四幻翁げんおう望生ぼうせい二人ふたりとも馬籠まごめき、茶店ちやみせ荷物にもつ着物きものあづけてき、息子むすこ人夫にんぷたのんで、遺跡ゐせきむかつた。
これは京橋口定番ぢやうばん米津丹後守昌寿よねづたんごのかみまさひさが、去年十一月に任命せられて、まだ到着せぬので、京橋口も遠藤があづかりになつてゐるからである。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
白い胸掛むねかけをした鶴子は、むしろ其美しきをえらんでみ且摘み、小さな手に持ち切れぬ程になったのを母の手にあずけて、また盛に摘んで居る。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
湖山が『詩屏風』は少しく趣を異にしているので、梅痴はあらかじめこれを聞知って「是は新趣向大に面白き様存じ候」と言ったのである。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
奉「亥太郎、森松、國藏、其の方どもがかみを偽る段不届であるぞ、五十日間手錠組合あずけを申付ける、文治郎其の方ことは吟味中揚屋入あがりやいりを申付ける」
後の業平文治 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
云ふ女なり何時いつおれが手前に百兩などと云ふ大金をあづけしやコレ宜加減いゝかげんうそつけと恐ろしき眼色にて白眼にらみ付けるを大岡殿見られコレ/\久兵衞當所を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
一寸ちょっと文呈上候。秋暑之処御安全慶賀之いたりに候。さて先般は御来車被下くだされかつ御土産に預り候所、足痛にて御目にかゝり不申もうさず、失礼致候。其後御書面にもあずかり候所、平臥へいがゆえ御無音申候。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)
兩人ハツと鰭伏ひれふすとき彌兵衞は吉原驛の役人を呼あれなる兩人の者共今宵こよひ御吟味のすぢ有之に付其方共に屹度きつとあづくる間願人共を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
吾人われらは今文明急流の中に舟を棹しつゝあり、只順風に帆をあげて、自然に其運行に任すべきか、あらかじめ向て進むべき標的を一定し置くべきか、し此まゝに盲進するも、前程に於て、渦流、暗礁
得んとほっせしがかね今業平いまなりひらと世評ある某侯爵はついに子爵の許諾ゆるし
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
アラカジメ二三ノ明眼士ト議定シ 諸侯会盟ノ日ヲ待ッテ云々○○○自ラ盟主ト為リ 此ヲ以テ朝廷ニ奉リ 始テ天下万民ニ公布云々 強抗非礼公議ニ違フ者ハ断然征討ス 権門貴族モ貸借スルヿナシ
自動車は五シリンかそこらでそとへパアクしておくことも出来るが、私たちは、青年ブリグスがこすく立ち廻った結果、大観覧席のすぐまえ、コウスに近いところへ割り込んで行って