“今宵”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こよい68.8%
こよひ29.4%
こんや0.9%
こんしょう0.5%
こんせき0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「もうそのほうたちも、今宵から天下晴れて、女は女、男は男の勤めができるから、お湯なども人にかくれてはいるには及ばぬぞ」
おもふ事なき身もと、すゞろに鼻かみわたされて、日記のうちには今宵のおもふこと種々しるして、やがて哀れしる人にとおもふ。
すゞろごと (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
『瀬川君、大層陽気ぢやないか。』と敬之進は声をめて、『や、大一座だ。一体今宵は何があるんだらう。』
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
に金光をめし満目の雪、には濁水して河海に落滅す。今宵銀燭をねし栄耀の花、暁には塵芥となつて泥土にす。三界は波上の、一生は空裡の虹とかや。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
最初にお断り申し上げて置きますが、今宵のお話は「父」としてのヘルンを語るのでなく、文学者としてのヘルンを語るのが主旨ですから、「父」とは申さず「ヘルン」と申すつもりです。
父八雲を語る (新字新仮名) / 稲垣巌(著)