“夕”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ゆうべ38.2%
ゆふべ26.7%
ゆふ12.2%
ゆう10.1%
せき9.7%
1.0%
ユフベ1.0%
くれ0.3%
よべ0.3%
アーベント0.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“夕”を含む作品のジャンル比率
文学 > イタリア文学 > 詩78.6%
文学 > フランス文学 > 小説 物語19.2%
文学 > 日本文学 > 詩歌8.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
然し彼女自身はあしたうまれてゆうべに死すともうらみは無い善良の生涯を送って居たので、生の目的は果した。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
夏のゆうべには縁の下からおおきひきがえるが湿った青苔あおごけの上にその腹を引摺ひきずりながら歩き出る。
妾宅 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
わが宿やどのいささ群竹むらたけかぜおとのかそけきこのゆふべかも 〔巻十九・四二九一〕 大伴家持
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
あしたに稽古の窓にれば、垣をかすめて靡く霧は不斷の烟、ゆふべ鑽仰さんがうみねづれば
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
さして深窓しんさうのとふではないから、隨分ずゐぶん臺所だいどころに、庭前ていぜんではあさに、ゆふ
二た面 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
氷はいづこにありや、この者いかなればかくさかさまに立つや、何によりてたゞしばしのまに日はゆふより朝に移れる 一〇三—一〇五
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
せめてこしをかけてやすめるだけの木のかげでもないかとおもって、ゆうやみの中でしきりにましたが
殺生石 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
うのむかしわすれたように、さきにと、ゆうぐれどきのあたりのくらさをさいわいにして
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
かつて故児玉こだま大将が生存中、僕は一せき大将をそのやしきに訪ねたことがある。折から外出より帰った大将は、
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
るや珠數じゆずかれては御佛みほとけ輪廻りんゑにまよひぬべし、ありしは何時いつの七せき
経つくゑ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
東山野ひがしさんやこのはじめてきく聲の茅蜩かなかなのこゑは竹にとほれり
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
東山野ひがしさんやこのはじめてきく声の茅蜩かなかなのこゑは竹にとほれり
白南風 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
今日は、又あまりに静かなユフベである。山ものどかに、夕雲の中に這入つて行かうとしてゐる。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
今日は、又あまりに靜かなユフベである。山ものどかに、夕雲の中に這入つて行かうとしてゐる。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
堤下どてした浄閑寺じょうかんじくれの勤めのかねが途切れとぎれに聞えた。
箕輪心中 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
雪はその日のくれにやんだが、外記は来なかった。
箕輪心中 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
御堂みだうにははやよべの歌きこえ、
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
御堂みだうにははやよべの歌きこえ、
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)