“夕凪”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ゆうなぎ85.7%
ゆふなぎ7.1%
ゆうな3.6%
ゆふな3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夕凪は郷里高知の名物の一つである。しかしこの名物は実は他国にも方々にあって、特に瀬戸内海沿岸にこれが著しいようである。
夕凪と夕風 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
かいつぶり橋くぐり街堀夕凪水照けだしはげしき
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
空はまだ明るかったが、あたりはすっかり黄昏れて、夕凪ぎどきの湿気が、地面をむっとっていた。二人は水の見えるほうへ歩きだした。
山彦乙女 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
食事の甲板に出ると夕凪ぎの海原は波一つなく、その濃い紺色の水のは磨き上げた宝石ののやうに一層の光沢を帯び
黄昏の地中海 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)