“夕靄”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ゆうもや90.8%
ゆふもや7.9%
ゆうも1.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その日湯河原を発って熱海についたころには、熱海のまちは夕靄につつまれ、家家の灯は、ぼっと、ともって、心もとなく思われた。
秋風記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
か向ふに薄墨色をしてゐるから、夕靄が立ちめて、近くの森や野までが、追々薄絹に包まれて行くやうになつた。
東光院 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
一同はすぐに、胸まで水にかって追跡に移ったが、すでにボウトは、迫る夕靄と立ち昇る水靄にまぎれて、影も形もなかった。
チャアリイは何処にいる (新字新仮名) / 牧逸馬(著)