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夕暮
ふりがな文庫
“夕暮”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ゆふぐれ
44.8%
ゆうぐ
32.8%
ゆうぐれ
16.4%
くれ
1.5%
ゆうやみ
1.5%
ゆふく
1.5%
ゆふぐ
1.5%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆふぐれ
(逆引き)
つい、その
頃
(
ころ
)
、
門
(
もん
)
へ
出
(
で
)
て——
秋
(
あき
)
の
夕暮
(
ゆふぐれ
)
である……
何心
(
なにごころ
)
もなく
町通
(
まちどほ
)
りを
視
(
なが
)
めて
立
(
た
)
つと、
箒目
(
はゝきめ
)
の
立
(
た
)
つた
町
(
まち
)
に、ふと
前後
(
あとさき
)
に
人足
(
ひとあし
)
が
途絶
(
とだ
)
えた。
春着
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
夕暮(ゆふぐれ)の例文をもっと
(30作品)
見る
ゆうぐ
(逆引き)
穏
(
おだ
)
やかな
夕暮
(
ゆうぐ
)
れでした。
乙
(
おつ
)
は、じっと
船
(
ふね
)
を
見送
(
みおく
)
っていますと、いつしか、
青黒
(
あおぐろ
)
い
沖
(
おき
)
の
間
(
あいだ
)
に
隠
(
かく
)
れて
見
(
み
)
えなくなってしまいました。
幽霊船
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
夕暮(ゆうぐ)の例文をもっと
(22作品)
見る
ゆうぐれ
(逆引き)
それからは、
一言
(
ひとこと
)
も話さなかったような気がします。ふたりは、まもなくその広間を出て行きました。
夕暮
(
ゆうぐれ
)
の
薄明
(
うすあか
)
りが消え
失
(
う
)
せました。
絵のない絵本:01 絵のない絵本
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
夕暮(ゆうぐれ)の例文をもっと
(11作品)
見る
▼ すべて表示
くれ
(逆引き)
音羽
(
おとわ
)
の九丁目から
山吹町
(
やまぶきちょう
)
の
街路
(
とおり
)
を歩いて来ると、
夕暮
(
くれ
)
を急ぐ多勢の人の足音、車の響きがかっとなった頭を、その上にも
逆
(
のぼ
)
せ上らすように
轟々
(
どろどろ
)
とどよみをあげている。
うつり香
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
夕暮(くれ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ゆうやみ
(逆引き)
もう
夕暮
(
ゆうやみ
)
に近かった。庭の築山では吉野桜が、微風にもつれて散っていた。パチッ、パチッと音のするのは、泉水で鯉が躍ねるのであった。
大捕物仙人壺
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
夕暮(ゆうやみ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ゆふく
(逆引き)
楼前の緑は
漸
(
やうや
)
く暗く、
遠近
(
をちこち
)
の水音
冱
(
さ
)
えて、はや
夕暮
(
ゆふく
)
るる山風の身に
沁
(
し
)
めば、先づ
湯浴
(
ゆあみ
)
などせばやと、何気無く座敷に入りたる彼の
眼
(
まなこ
)
を、又
一個
(
ひとつ
)
驚かす物こそあれ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
夕暮(ゆふく)の例文をもっと
(1作品)
見る
ゆふぐ
(逆引き)
貸金
(
かしきん
)
の
取
(
とり
)
たて、
店
(
みせ
)
への
見廻
(
みまわ
)
り、
法用
(
はうよう
)
のあれこれ、
月
(
つき
)
の
幾日
(
いつか
)
は
説教日
(
せつけうび
)
の
定
(
さだ
)
めもあり
帳面
(
ちやうめん
)
くるやら
經
(
けう
)
よむやら
斯
(
か
)
くては
身體
(
からだ
)
のつゞき
難
(
がた
)
しと
夕暮
(
ゆふぐ
)
れの
縁先
(
ゑんさき
)
に
花
(
はな
)
むしろを
敷
(
し
)
かせ
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
夕暮(ゆふぐ)の例文をもっと
(1作品)
見る
夕
常用漢字
小1
部首:⼣
3画
暮
常用漢字
小6
部首:⽇
14画
“夕暮”の類義語
夕
夕方
日暮
入相
日没
“夕暮”で始まる語句
夕暮方
夕暮色
夕暮近
検索の候補
夕暮方
夕暮色
夕暮近
夕間暮
朝夕旦暮
“夕暮”のふりがなが多い著者
樋口一葉
押川春浪
泉鏡太郎
近松秋江
徳冨蘆花
水野仙子
作者不詳
泉鏡花
北原白秋
小川未明