“一言”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひとこと63.1%
いちごん29.3%
いちげん6.0%
ヒトコト0.8%
こと0.5%
しとこと0.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とは長年いっしょにくらしてたが、おはただの一言もわたしの言葉かなかった。わたしたちはしあわせであったとう。
夢殿 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
浮沈室機關室とは主要なる部分ではあるが、此事いては殘念ながらして一言明言する出來ぬ。
鹿島さんの再び西洋に遊ばんとするに当り、活字を以て一言す。あんまりランプ・シエエドなどに感心して来てはいけません。
田端人 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
つとのみいふも古語也つきつくつけなどいふきもくもけも用言に添る言にて元来つの一言の意なりける船のつく所をといふにて知るべし(以下省略する)
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
予にすら一言をも語らざりしかど、年齢においても、地位においても、高峰は室あらざるべからざる身なるにもかかわらず、家を納むる夫人なく
外科室 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
それもそうだが、全躰その位なら昨夕に、実はこれこれで御免になりましたと一言位言ッたッてよさそうなもんだ。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)