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いちごん
ふりがな文庫
“いちごん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
一言
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一言
(逆引き)
一言
(
いちごん
)
でいうならば、うすく割って屋根葺き板にするような、大きな
素性
(
すじょう
)
の良い木材が、おいおいにとぼしくなってきたからである。
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
然し、
今日
(
こんにち
)
まで親友と思うてをつた君を棄つるからには、これが一生の
別
(
わかれ
)
になるのぢやから、その
餞行
(
はなむけ
)
として
一言
(
いちごん
)
云はんけりやならん。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
「調べる」と、たった
一言
(
いちごん
)
の
下
(
もと
)
に、家財を掻き回して、家宅捜索をする、そして、わずかばかりな一片の手紙でも、不審と見れば
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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