“下”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
した19.1%
くだ17.9%
13.3%
もと13.3%
しも10.1%
さが8.6%
おろ6.2%
5.9%
おり1.2%
1.0%
さげ0.4%
0.3%
シタ0.3%
0.2%
シモ0.2%
モト0.2%
0.1%
くんだ0.1%
0.1%
くださ0.1%
くだり0.1%
くだっ0.1%
0.1%
くた0.1%
くな0.1%
ひく0.1%
クダ0.1%
ラワー0.1%
おち0.0%
おと0.0%
くださる0.0%
くだす0.0%
くん0.0%
こだ0.0%
さがっ0.0%
さま0.0%
しいた0.0%
しづ0.0%
しもの0.0%
しもん0.0%
0.0%
すだ0.0%
たら0.0%
はず0.0%
ふれ0.0%
をり0.0%
をろ0.0%
0.0%
0.0%
ラワル0.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しゃしんやさんは、しょうちゃんを すべりだいの うえへ かけさせ、おねえさんに ランドセルを しょわせて、したへ たたせました。
しゃしんやさん (新字新仮名) / 小川未明(著)
「いや、何とも致さぬが、もしこの中に少納言殿の御内みうちでないものがいたと思え。そのものこそはあめした阿呆あほうものじゃ。」
邪宗門 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
この中で挙げるとなると、昔、名を成した新富しんとみその弟子の新富支店、久兵衛きゅうべえくだって寿司仙すしせんくらいなものだろう。
握り寿司の名人 (新字新仮名) / 北大路魯山人(著)
「お日さま、お日さま、あなたはの中でいちばんえらいおかたです。どうぞわたくしのむすめをおよめにもらってくださいまし。」
ねずみの嫁入り (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
なぜなら、こしろすとともに、つかれが一おそって、ちいさなあしは、おもくて、いたかったからでした。
石段に鉄管 (新字新仮名) / 小川未明(著)
爪尖上つまさきあがりの廊下らうかから、階子段はしごだん一度いちどトン/\とりて、バタンととびらけてはひつた。
飯坂ゆき (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
ふと見れば片側ののきにそひて、つたかずらからませたるたなありて、そのもとなる円卓まるづくえを囲みたるひとむれの客あり。
うたかたの記 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
を隔てた座敷に、あでやかな影が気勢けはいに映って、香水のかおりは、つとはしりもとにも薫った。が、寂寞ひっそりしていた。
売色鴨南蛮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
こう言う者もあった。しもの者は物をおおぎょうに言いふらすものであるからと思い、あまり人の寄って来ない陰のほうの座敷へ拾った人を寝させた。
源氏物語:55 手習 (新字新仮名) / 紫式部(著)
まずこう云う調子である。門野が代助の所へ引き移る二週間前には、この若い独身の主人と、この食客いそうろうとの間にしもの様な会話があった。
それから (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
その證據には、數年後に、京都一乘寺村のさがり松で、吉岡憲法の一門と試合をしてゐる。その時二十一歳だといはれてゐるから、約四年の後である。
折々の記 (旧字旧仮名) / 吉川英治(著)
腕を引っこ抜くいきおいで、もがいて、掻巻をぱっとぐ、と戸棚のおおいは、もとの処にぼうとさがって、何事も別条はない。
沼夫人 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
それは二三間手前でわざわざ車を止めてレールからかたわらにひっぱっておろしたのだから間違いないというし、車掌もそれを証言するそうです。
(新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)
「ホウまるで地質学展覧会を開業している様じゃなあ」とブラウンは腰をおろしながら、褐色の塵芥や硝子の破片の方へ頭をちょっと突出していった。
……老爺ぢゞいまへ六尺ろくしやくばかりくさへだてゝ、青年わかものはばつたりひざいて、げた。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
たつ一は、よろこんで、徳蔵とくぞうさんの背中なかにつかまって、荷掛にかけにこしをかけ、あしをぶらんとげました。
とびよ鳴け (新字新仮名) / 小川未明(著)
其処そこから窓の方へおりる踏板の上には花のしおれた朝顔や石菖せきしょうやその他の植木鉢が、硝子ガラスの金魚鉢と共に置かれてある。
夏の町 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
おりるには桟橋もなし困つて居ると久太夫がいかりを向の岸へ投げ上げ綱を伝つて岸へ上り、荷物など皆な一人で世話して仕舞ひました。
千里駒後日譚 (新字旧仮名) / 川田瑞穂楢崎竜川田雪山(著)
りながら仏のおしえは奇妙な仕置にて、大乗小乗と二つ分ちて、小乗はこんの人の教え、大乗は上根の人への教えと定めこれ有り候。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
「いやいや、策士に策をもって当るなど、下策げさく。白紙になって会うにかぎる。虚心坦懐きょしんたんかい、ただ自分のこの一生懸命だけを云ってみよう」
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
わたし此人このひとと一しよかへります、左樣さやうならとてかしらさげげるに、あれいちやんの現金げんきん
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
で、その日の七つさげりに、小平太は屈托くったくそうな顔をしながら、ぼんやり林町の宿へ戻ってきた。すると横川勘平が待ち構えていて、相手の顔を見るなり、
四十八人目 (新字新仮名) / 森田草平(著)
なかんずく役人の旅費ならびに藩士一般に無利足むりそく拝借金、またはだされ切りのごときは、現に常禄の外に直接の所得というべし。
旧藩情 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
なぜというに、この言い争っている一群ひとむれの中に、芸者が真に厭だとか、だらないとか思っているらしいものは一人もない。
青年 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
「モ、モ、モシ、……シタカタ。……オタスクダサアイ。……ガチギレソーダ。……アア……チル、……チル……」
劫初ゴフシヨから末代まで、此世に出ては消える、アメシタ青人草アヲヒトグサと一列に、おれは、此世に、影も形も殘さない草の葉になるのは、いやだ。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
平次は訊ねました。豪士の子の狩屋三郎は、御家人の伜の尾崎友次郎ほどは威張つて居ませんが、それでも兎もすると、江戸の岡つ引をた眼に見ようとします。
君等は義経が鵯越ひよどりごえとしたことだけを心得て、義経でさえ下を向いて下りるのだから猫なんぞは無論た向きでたくさんだと思うのだろう。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
 大名府ダイミョウフ、及ビ天下ノ人士ニ告グ 今ヤ、大宋国タイソウコクニアリテハカミ濫官ランカンクライニアリ シモ汚吏権オリケンホシイママニ、良民ヲシイタ
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
モモ」「イモ」「カモ」「シモ」などの「も」には「毛」を用いる
国語音韻の変遷 (新字新仮名) / 橋本進吉(著)
唯うつとりと、塔のモトから近々と仰ぐ、二上山の山肌に、ウツの目からは見えぬ姿をオモようとして居るのであらう。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
杓のモト小さくかなしや甘茶仏
松本たかし句集 (新字旧仮名) / 松本たかし(著)
貴僧あなた、こゝからりるのでございます、すべりはいたしませぬがみちひどうございますからおしづかに、)といふ。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
車をり閉せし雨戸をたゝかんとするに、むかしながらの老婆の声はしはぶきと共に耳朶じだをうちぬ。
三日幻境 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
「自分の手にある絵図面を、偽物と換えるのはわけが解らないじゃありませんか。それも奥州くんだりまで行って骨を折って描いた絵図面じゃありませんか」
当人がもとの通りでいいと云うのに延岡くんだりまで落ちさせるとは一体どう云う了見りょうけんだろう。
坊っちゃん (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
その一つは長崎けん壱岐島いきのしまのある村に行われていたもの、自分はかりにこれをカセ蚯蚓みみずと呼ぶことにしている。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
庇の下には妻の小夜さよが、半身を梁にされながら、悶え苦しんで居ったのでございます。
疑惑 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
大聲おほごゑで『雲飛うんぴ先生せんせい、雲飛先生! さう追駈おつかけくださいますな、わづか四兩のかねで石を賣りたいばかりに仕たことですから』と
石清虚 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
『何か其方の本を、貸してくださいませんか? 今迄遂宗教の事は、調べて見る機会も時間もなかつたんですが、此夏は少し遣つて見ようかと思ふンです。幸ひ貴女の御意見も聞かれるし……。』
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
暫時しばらくは小田原をだはら場末ばすゑ家立いへなみあひだのぼりにはひとくだりにはくるまはし
湯ヶ原ゆき (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
或人あるひとはなしに、此事百余年前までは江戸にもありしが、火災くわさいをはゞかるためにきんくだりてやみたりとぞ。
これに反して下等士族は十五石三人扶持さんにんぶち、十三石二人扶持ににんぶち、或は十石一人扶持いちにんぶちもあり、なおくだって金給の者もあり。
旧藩情 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
新政府の御用召れからいよ/\王政維新とまって、大阪に明治政府の仮政府が出来て、その仮政府から命令がくだった。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
初雪はつゆきつもりたるをそのまゝにおけば、ふたゝる雪を添へて一丈にあまる事もあれば、一ふれば一度はらふ(雪浅ければのちふるをまつ)これ里言さとことば雪掘ゆきほりといふ。
雪を払ふは落花をはらふについして風雅の一ツとし、和漢の吟咏あまた見えたれども、かゝる大雪をはらふは風雅のすがたにあらず。初雪の積りたるをそのまゝにおけば、再びる雪を添へて一丈にあまる事もあれば、一度ふれば一度掃ふ(雪浅ければのちふるをまつ) 是を里言さとことば雪掘ゆきほりといふ。
(新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
いよ/\のうそおつしやれば、さてもなさけないことそのやうわたしこと信仰しんかうしてくたさりませぬは
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
これはわたしわる御座ござんした、堪忍かんにんをしてくたされ
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
『先生! 下へ來て取つてくなンせ!』と一人が甘えて呼ぶ。
鳥影 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
『先生! 下へ来て取つてくなンせ!』と一人が甘えて呼ぶ。
鳥影 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
高き者は腹に在り、ひくき者は辺に在り、中なる者は角に在り。
囲碁雑考 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
更に「し人を殺すをたしなまざる者有らば、天下の民皆くびを引いてこれを望まん、誠にかくの如くんば民のこれに帰するほ水のひくきに就くが如し、沛然はいぜんとして誰かくこれをふせがん」と答えているが
永久平和の先決問題 (新字新仮名) / 大隈重信(著)
「モ、モ、モシ、……シタカタ。……オタスクダサアイ。……ガチギレソーダ。……アア……チル、……チル……」
差シクダシ賜フ
河底を潜り上って鱷同然泥中に平臥するがごとし(レオナード著『ラワーニゲルおよびその民俗篇エンド・イツ・トライブス』二三一頁)。
レオナードの『ラワーナイジァーおよびその諸民族エンド・イツ・トライブス』に、アジュアニなる蛇、玉を体内に持ち、吐き出して森中に置き、その光で鼠蛙等を引き寄せ食い、さてその玉を呑み納む。
ほろほろとおちなみだの中に、ハッキリとした葉子の離反が、鋭い熊手のように、胸の中を、隅々までも掻き廻し始めた。
夢鬼 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)
古来美女たちのその実際生活が、当時の人々からいかに罪され、さげすまれ、おとしめられたとしても、その事実は、すこしも彼女たちの個性的価値ねうち抹殺まっさつする事は出来なかった。
明治美人伝 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
このたび申合せそうろうものども四十八人にて、斯様かように志を合せ申す儀も、冷光院殿この上の御外聞と存ずることに候。死後御見分のため遺しおき候口上書一通写し進じ候。いずれも忠信の者どもにそうろうあいだ御回向ごえこうをもなされくださるべく候。
四十八人目 (新字新仮名) / 森田草平(著)
雑肴ざつかう箸をくだすべからず。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
これから四ツ谷くんだりまで、そりゃ十年おやといつけのようなたしかな若いものを二人でも三人でもおけ申さないでもございませんが、雪や雨の難渋なら、みんなが御迷惑を少しずつ分けて頂いて、貴下あなたのお身体からだつつがのないようにされますけれども、どうも御様子が変でございます。
註文帳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
林「えゝ、此のお折の中のお肴は旦那様が手前に遣る、けくも不断骨を折ってるから、けくと二人で茶の間で一盃いっぱい飲めよと云うて、此のお肴をこだせえました、どうか此処こゝで旦那さまがいつも召上る御酒をえたゞきてえもんで」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
ダカラほかの事を差置さしおいてこの一点について見れば、何だか一段さがった下等人種のように見える。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
午餐にはフエデリゴ新に獲たる友だちと、我を誘ひ出して酒店さかみせに至り、初め白き基督涙號ラクリメエ、クリスチイを傾け、次いで赤き「カラブリア」號を倒し、わが最早え飮まずといなむにおよびて、さらば三鞭酒シヤンパニエもて熱をさませなどいひ、よろこびを盡して別れぬ。
泉鏡花氏の書いたものによると、「正月はどうこまで、からから山のしいたまで……」という童謡を「故郷のらは皆師走しわすに入って、なかば頃からぎんずる」と書いてあった。
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)
名高い黒部川のしもの廊下の中でも、黒部別山附近は其中心になっている。
渓三題 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
ハネンゾウリ、ノタハギ段、しもんゾウリなどいう所を過ぎて、間もなく下ノ島に来た。
大井川奥山の話 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
かれ天つ神の御子、その横刀たちを獲つるゆゑを問ひたまひしかば、高倉答へまをさく
この戸棚とだな夜具やぐ蒲団ふとんもあるよとなにからなにまでのこらずしてすだすつてよ
心眼 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
夜更けてほろを深くたらした人力車が玄関に着いた。
黒白ストーリー (新字新仮名) / 夢野久作杉山萠円(著)
祗園ぎおんの祭には青簾あおすだれを懸けてははずし、土用のうしうなぎも盆の勘定となって、地獄の釜のふたの開くかと思えば、じきに仏の花も捨て、それに赤痢の流行で芝居の太鼓も廻りません。
旧主人 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
したがつふれしたがつはらところつんで見る事なし。
二月にいたりても野山一面の雪の中に、清水ながれは水気すゐきあたゝかなるゆゑ雪のすこしきゆる処もあり、これ水鳥のをりる処也。
いつものやうに、そしてにこにことそこにはいり、どつかりとこしをろして冷酒ひやざけおほきなこつぷ甘味うまさうにかたむけはじめました。
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)
り口の義なり。
折口といふ名字 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
其柱の下に立てかけられた竹の枝につけたキヌカサや男女の形代は、雛祭りが東風輸入であつたことの俤を遺して居ると同時に、此笹が笠間神カサマノカミの依代である事を示すもので、枝にげられた繖は、こゝにも髯籠の存在を見せてゐるのである。
髯籠の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
ラワルニゲリア人は鱷は犯罪ある者にあらずんば食わずとてこれをその祖先神または河湖神とし、殺さばそのとどまる水ると信じ、また鱷その身にかつてくろうた人の魂をかくすという(レオナード『ラワルニゲルおよびその諸民族エンド・イツ・トライブス』)。