“荏原郡”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
えばらごおり62.5%
えばらぐん37.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「たじたじだったね、お杉の親元が荏原郡えばらごおりにある、そちらとも相談してみるが、自分には異存はない、と云っていたよ」
荏原郡えばらごおりの馬込の郷に、そういう屋敷があるということは、以前チラリと耳にはしたが)
仇討姉妹笠 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
太古たいこ遺跡ゐせき發掘はつくつに、はじめてくだしたのは、武藏むさし權現臺ごんげんだいである。それは品川しながはたくからきはめてちかい、荏原郡えばらぐん大井おほゐ小字こあざこと
断らなくても好いような人にまで、何故彼は両国の附近から場末も場末も荏原郡えばらぐんに近い芝区の果のようなそんな遠く離れた町へわざわざ家を移したかということを断らずにはいられなかった。
新生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)