赤ひげ診療譚あかひげしんりょうたん08 氷の下の芽08 こおりのしたのめ
十二月二十日に、黄鶴堂から薬の納入があったので、二十一日は朝からその仕分けにいそがしく、去定も外診を休んで指図に当った。保本登は麹町の家へゆく約束があり、去定から三度ばかり注意されたが、自分が出かけると、あとは去定と森半太夫の二人になってし …
作品に特徴的な語句
なまめか かみ つか こす 一揖いちゆう 下谷したや 二刻ふたとき いささ 仔細しさい おっ 俯向うつむ わず 円座えんざ すご 博奕ばくち かえ 反吐へど ただ 可笑おか 吃驚びっくり せき すす 喉声のどごえ 喧嘩けんか 嘲笑ちょうしょう ささや あか 大股おおまた おど 安堵あんど 安宅あたか とが きっ かさ 布令ふれ 忿懣ふんまん たし 戸納とだな えぐ 折檻せっかん 抽出ひきだし こば こぶし 控所ひかえじょ 昂進こうしん かさ 暢気のんき 松柏しょうはく くし ゆが こわ 毛氈もうせん はな よだれ 源伯げんぱく 溷濁こんだく 激昂げっこう 火桶ひおけ 無垢むく 無慚むざん 燭台しょくだい ずる 生毛うぶげ 白粉おしろい ひび さかずき 相槌あいづち まぶ 眸子ひとみ にら こわ 紅葉もみじ ひも 縊死いし すが 肺腑はいふ ひざ 良庵りょうあん 若気わかげ あお やぶ 蜘蛛くも 蝋燭ろうそく 襖際ふすまぎわ 襤褸ぼろ いぶか あきら
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