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一揖
ふりがな文庫
“一揖”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いちゆう
79.2%
いちいふ
8.3%
いっしゅう
4.2%
いつしふ
2.8%
おじぎ
2.8%
いついふ
1.4%
いつゆう
1.4%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いちゆう
(逆引き)
彼女は、私の注文を聞くと、
一揖
(
いちゆう
)
してくるッと
背後
(
うしろ
)
を向き、来た時と同じように四つ足半の足
巾
(
はば
)
で、ドアーの奥に消えて行った。
白金神経の少女
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
一揖(いちゆう)の例文をもっと
(50作品+)
見る
いちいふ
(逆引き)
袖
(
そで
)
を
捲
(
ま
)
いて
面
(
おもて
)
を
拂
(
はら
)
へば、
遙
(
はるか
)
に
其
(
そ
)
の
雲
(
くも
)
の
中
(
なか
)
に、
韓湘
(
かんしやう
)
あり。
唯一人
(
たゞいちにん
)
、
雪
(
ゆき
)
を
冒
(
をか
)
して
何處
(
いづこ
)
よりともなく、やがて
馬前
(
ばぜん
)
に
來
(
きた
)
る。
其
(
そ
)
の
蓑
(
みの
)
紛々
(
ふん/\
)
として
桃花
(
たうくわ
)
を
點
(
てん
)
じ、
微笑
(
びせう
)
して
一揖
(
いちいふ
)
す。
叔公
(
をぢさん
)
其
(
そ
)
の
後
(
のち
)
はと。
花間文字
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
一揖(いちいふ)の例文をもっと
(6作品)
見る
いっしゅう
(逆引き)
筒井は腰を折って
一揖
(
いっしゅう
)
した。男もちょっと頭をこころもち下げるようにして、それぞれの渡舟に乗りこんだ。
津の国人
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
一揖(いっしゅう)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
いつしふ
(逆引き)
俺は新聞でその事を知つて居た。田村が俺と向ひ合つて腰をすゑて俺に
一揖
(
いつしふ
)
したから、俺はからかつてやつた。
畜生道
(新字旧仮名)
/
平出修
(著)
一揖(いつしふ)の例文をもっと
(2作品)
見る
おじぎ
(逆引き)
余
(
よ
)
愕然
(
びつくり
)
し山水を
棄
(
すて
)
て此娘を視るに
一揖
(
おじぎ
)
して
去
(
さ
)
り、
樹
(
き
)
の
下
(
もと
)
の草に
坐
(
ざ
)
してあしをなげだし、きせるの火をうつしてむすめ三人ひとしく
吹烟
(
たばこのむ
)
。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
一揖(おじぎ)の例文をもっと
(2作品)
見る
いついふ
(逆引き)
眺めしが
頓
(
やが
)
て道人の前へ
一揖
(
いついふ
)
して失禮ながら其の
革提
(
かばん
)
は東京で何程ぐらゐ致しますと問かけしが其の樣子アヽ欲しやこれを
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
一揖(いついふ)の例文をもっと
(1作品)
見る
いつゆう
(逆引き)
彼等の物語をば
笑
(
ゑま
)
しげに傍聴したりし横浜
商人体
(
しようにんてい
)
の乗客は、
幸
(
さいはひ
)
に
無聊
(
ぶりよう
)
を慰められしを謝すらんやうに、
懇
(
ねんごろ
)
に
一揖
(
いつゆう
)
してここに下車せり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
一揖(いつゆう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“一揖”の意味
《名詞》
軽く一礼すること。
(出典:Wiktionary)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
揖
漢検準1級
部首:⼿
12画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥
“一揖”のふりがなが多い著者
平出修
木下尚江
蘭郁二郎
橘外男
ニコライ・ゴーゴリ
山本周五郎
谷譲次
林不忘
中島敦
国枝史郎