“頓”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
とみ46.2%
とん28.7%
やが16.4%
トン2.3%
にわか1.8%
には1.2%
にはか1.2%
0.6%
0.6%
とんに0.6%
(他:1)0.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“頓”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸45.2%
歴史 > 伝記 > 個人伝記3.9%
文学 > 日本文学 > 小説 物語3.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
にや縁に從つて一念とみ事理じりを悟れども、曠劫くわうごふ習氣しふきは一朝一夕にきよむるに由なし。
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
プログラムは年々変遷して、昭和十年以後は子供の時間と慰安が漸減し、とみに報道と教養とが増して来ている点が注目される。
「けんど、急病とんころちふこともあるさかいなア。きんのまでピチ/\してて、ケンビキが肩越して死ぬ人もあるやないか。」
天満宮 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
「そんなな奴がどこの国にいるものか」と主人は斯様かような人情の機微に立ち入った事を云われてもとんと感じがない。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
やがて浮世のひまが明いて、かたみに遺る新聞の数行すぎょうに、我軍死傷少なく、負傷者何名、志願兵イワーノフ戦死。
やが茫乎ぼんやりとしたすきうかゞつて、たゞ一息ひといき飛掛とびかゝるのがつねだから
竣工すれば全СССРの産業能率はいちじるしい増進を見、一年少くとも五百万トンの石炭を節約することが出来るであろう。
モスクワ印象記 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
Miner の Welfare は Owner が一トンについて一ペンスだけ出し合い独立の Welfare association があってやって行く。
それで、私も思わず行水から出て、東の方を見ますと、鮮やかな虹が立っておりました……その時私は、にわかにこの屏風の図題に思いついたのでした。
虹と感興 (新字新仮名) / 上村松園(著)
やがて眼界にわかに開けた所へ出れば、重畳ちょうじょうせる群山波浪のごとく起伏して、下瞰かかんすれば鬼怒きぬの清流真っ白く、新しきふんどしのごとく山裾やますそぐっている。
我はそなたの仕合はせとあらば、手離して上げまするも苦しからじなど、独言ひとりごちたまふを聞く我は、にはかに心強うなりて。
葛のうら葉 (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)
残燈もろくも消えて徳川氏の幕政空しく三百年の業をのこし、天皇親政の曙光漸くのぼりて、大勢にはかに一変し、事々物々其相を改めざるはなし。
封建の揺籃えうらん恍惚くわうこつたりし日本はにはかに覚めたり。
明治文学史 (新字旧仮名) / 山路愛山(著)
若しすべての文学者ぶんがくしやかつ兵役へいえき従事じゆうじせしめば常備軍じやうびぐんにはか三倍さんばいして強兵きやうへいじつたちまがるべく
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵三文字屋金平(著)
衣をき足をり道をさえぎこくす。
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
稽古襦袢けいこじゅばんはかまもも立ちとった一同、みには入りかね、手に手に抜刀をひっさげて、敷居のそとに立ちすくんでいる。
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
悄然しょうぜんたる丹波の言葉も、誰の耳にもはいらないらしく、一同、刀をさげ、こうべをたれて、黙々とその無残きわまる同志の死体を、見おろすばかり、みには声も出ません。
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
瀬戸橋畔東屋あづまや酒楼にて飲す。(中略。)楼上風涼如水。微雨たま/\来り、風光とんに変り、水墨の画のごとし。隆白小柴の伯父を訪ふ。待つ間に一睡す。隆白帰。雨亦晴。又出て日荷につか上人を拝し、朝比奈切通の上にて憩ひ、崖間の清泉を掬し飲む。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
故、今に諺に「雉のヒタ使い」と云う本是なりと。
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)