“頓智”の読み方と例文
読み方割合
とんち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
身振りや言葉や逆説的な頓智とんち滑稽こっけいな気分などを振りまいて、自分を消費しなければならなかった。そして道化歌劇オペラ・ブッファを演じていた。
どこの級にも、頓智とんちがあってたいへん口が軽く、気の利いたことを言っては皆を笑わせることの好きなおろかな生徒が一人や二人はあるものです。
大きな蝙蝠傘 (新字新仮名) / 竹久夢二(著)
「お父さん、それ頓智とんちの問題じゃないのですか。ほんとうに火がもえなくても、ただ口さきの頓智でうまく答えればいいのじゃないのですか」
智恵の一太郎 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)