“愚”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
34.6%
おろ33.4%
おろか30.2%
ばか1.5%
うつ0.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、これも、考えてみれば杞憂に過ぎない。片方が組与頭の戸部氏である。まさか一時の怒りに任せて、そんなをするはずはない。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
一日はか一刻さえ惜しまれるのであったが、師走の三日ばかりは、何が何としても国賓帯刀の門をくぐらないでは許されなかった。
くろがね天狗 (新字新仮名) / 海野十三(著)
弱くなる人で無いことはに信ずると篠田さんは言うてでしたよ、——姉さん篠田さんは貴嬢をくまでく信じて居なさいますよ
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
さうかといつて自分の行く先を馬に訊く事も出来なかつた。特別の場合のは馬は大抵主人よりはなものとつてゐるから。