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愚癡
ふりがな文庫
“愚癡”のいろいろな読み方と例文
新字:
愚痴
読み方
割合
ぐち
90.9%
ヲコ
9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぐち
(逆引き)
教化せんとするがなお不足である。法性寺の空阿弥陀仏は
愚癡
(
ぐち
)
であるけれども、念仏の大先達として普く化道が広い。わしが若し人身を
法然行伝
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
しかも彼はこれに愚の字を加えて自己の号としたのである。愚は
愚癡
(
ぐち
)
である。すでに禿の字はもと破戒を意味している。
親鸞
(新字新仮名)
/
三木清
(著)
愚癡(ぐち)の例文をもっと
(10作品)
見る
ヲコ
(逆引き)
水たまる
依網
(
ヨサミ
)
の池に
蓴
(
ヌナハ
)
くり
延
(
ハ
)
へけく知らに
堰杭
(
ヰグヒ
)
つく
川俣
(
カハマタ
)
の江の
菱殻
(
ヒシガラ
)
の刺しけく知らに、我が心し いや
愚癡
(
ヲコ
)
にして(大鷦鷯命——日本紀)
叙景詩の発生
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
愚癡(ヲコ)の例文をもっと
(1作品)
見る
愚
常用漢字
中学
部首:⼼
13画
癡
部首:⽧
19画
“愚”で始まる語句
愚
愚痴
愚弄
愚昧
愚鈍
愚図愚図
愚図
愚物
愚図々々
愚者
検索の候補
癡愚
“愚癡”のふりがなが多い著者
三木清
長塚節
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泉鏡太郎
泉鏡花
夏目漱石
折口信夫
岡本綺堂