法然行伝ほうねんぎょうでん
法然上人は美作の国、久米の南条稲岡庄の人である。父は久米の押領使、漆の時国、母は秦氏である。子の無いことを歎いて夫婦が心を一つにして仏神に祈りをした。母の秦氏が夢に剃刀を呑むと見て身ごもりをした。父の時国が云うのに、 お前が孕める処定めてこ …
作品に特徴的な語句
きぬがさ しょ あか すがた 静心じょうしん せん ぎょう 遊戯ゆうげ ことわ うるま 三種さんじゅ 上品じょうぼん うる つて たと きょう あわ かい つらな ごう むろ まこと めぐ 一心せんしん とまり じん 水漿のみもの なま 生死しょうじ さる びと 瘧病ぎゃくびょう こし たい おもんぱ えん あなが そう こいねがわ 血脉けちみゃく およそ 如何いかが いわ かがや いにし しゅ いく かなめ 湛空たんぐう 深心じんしん 灌頂かんちょう 無間むけん 決定けつじょう ましら ことわり かめ 一品いっぽん 柑子こうじ おそ 暇乞いとまごい かみ 摂取しょうじゅ そもそ いくさ 懺悔さんげ ねんごろ 恭敬くぎょう 思召おぼしめし 老耄ろうもう いやし はた 師盛のりもり 将来しょうらい おぼ ごと 学生がくしょう ほま しょう はかりごと 壬申みずのえさる 名残なご かつ くだ 陸奥むつ さか うま 下品げぼん 頭光ずこう 二旒ふたなが 二肢ふたえだ とも