“一心”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いつしん50.0%
いっしん46.7%
せんしん3.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
○「南無妙法蓮華経なむめうほふれんげきやう々々々々々々々なむめうほふれんげきやう」と一心いつしんにお題目だいもくをとなへてゐるといかだはだん/\くづれて自分の乗つてゐる一本になりました。
子家鴨こあひるはみんながれだって、そらたかくだんだんとのぼってくのを一心いっしんているうち、奇妙きみょう心持こころもちむねがいっぱいになってきました。
「わしは大唐の善導和尚の教えに従い本朝の一心せんしんの先徳のすすめに任せ、称名念仏の務め長日六万遍である。死期漸く近づくによって又一万遍を加えて、長日七万遍の行者である」
法然行伝 (新字新仮名) / 中里介山(著)