“連”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
32.2%
つれ21.1%
つら13.4%
つらな12.8%
づれ5.9%
れん5.6%
しき2.3%
むらじ2.1%
つな0.9%
しきり0.8%
つなが0.5%
0.5%
0.5%
つづ0.3%
ムラジ0.3%
つる0.2%
くさり0.2%
つた0.2%
つなぎ0.2%
つらなる0.2%
つろ0.2%
ツラ0.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また、小川おがわれていって、ボンをみずなかれてあらってやったりして、ボンをよろこばせるのをもたのしみの一つとしているのです。
少年の日の悲哀 (新字新仮名) / 小川未明(著)
畜生、巫山戯ふざけている。私は……一昨々年——家内をなくしたのでございますが、つれがそれだったらこういうめた口は利きますまい。
甲乙 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
こは初めひとへなりしも今二重ふたへとなりぬ、そは汝のことば、これとつらなる事のまことなるをこゝにもかしこにも定かに我に示せばなり 五五—五七
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
日本にほん化物ばけもの貧弱ひんじやくなのにたいして、支那しなるとまつたことなる、支那しなはあのとほ尨大ぼうだいくにであつて、西にしには崑崙雪山こんろんせつざん諸峰しよぼう際涯はてしなくつらな
妖怪研究 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
その時茶店の軒へ駆け込んで雨を避ける二人づれ遊人体あそびにんていの男がある。それが小降になるのを待ちながら、軒に立ってこんな話をした。
護持院原の敵討 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
馬「旦那御覧ごろうじろ今の三人づれは顔附でも知れるがみんな助平れんで、此家ここの娘を見たばっかりでもう煙草入を忘れてきましたぜ」
と其の場をはずして次の間へ退さがり、胸にたくみある蟠龍軒は、近習の者にしきりと酒をすゝめますので、いずれも酩酊めいていして居眠りをして居ります。
後の業平文治 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
せい元來ぐわんらい身分みぶん分類ぶんるゐで、たとへばおみむらじ宿禰すくね朝臣あそんなどのるゐであり、うぢ家系かけい分類ぶんるゐで、たとへば藤原ふじはらみなもとたひら菅原すがはらなどのるゐである。
誤まれる姓名の逆列 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
わしが歩くのでお話もできませんが、あの村上山の景色はありませんねえ、どうも山がつながって居て、あの間にチョイ/\松が、どうも大きな盆裁でげす
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
比良野貞固さだかたは抽斎の歿した直後から、しきりに五百に説いて、渋江氏の家を挙げて比良野邸に寄寓せしめようとした。貞固はこういった。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
印度の紳士のうちは、セエラの学校と壁一つでつながっていますので、セエラはよく紳士の生活を空想して、心を楽しませました。
まもなく、五、六にんれの乱暴者らんぼうものがやってきました。そして、いきなり、きたならしいふうをしたあわれな子供こどもをなぐりつけました。
あほう鳥の鳴く日 (新字新仮名) / 小川未明(著)
或る夜の月に下坐敷へは何處やらの工場の一れ、丼たゝいて甚九かつぽれの大騷ぎに大方の女子は寄集まつて、例の二階の小坐敷には結城とお力の二人限りなり
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
彼女は、桑畠くわばたけの向に見える人家や樹木の間から、遠くつづいた山々を望むことの出来るような処へ来ていた。ゴットン、ゴットンとうるさく耳についたは、水車の音であった。
家:01 (上) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
それによると、東の方は天武の領分で、西の方の諸国は近江方の領分のように思われますが、大友皇子の命で筑紫へ援軍をもとめにゆく使者がアズミムラジです。
右舷側砲はつるちにうち出しぬ。三十二サンチ巨砲も艦を震わして鳴りぬ。後続の諸艦も一斉にうち出しぬ。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
山本勾当こうとうの三絃に合わせて美声自慢のお品女郎が流行はやりの小唄を一くさり唄った。新年にちなんだめでたい唄だ。
三甚内 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
炉の火燃えつきんとすれども柴くべず、五十年の永き年月を潮風にのみさらせし顔には赤き焔の影おぼつかなくただよえり。頬をつたいてきらめくものは涙なるかも。
源おじ (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
つなぎ輪麺麭ブーブリキと腸詰の用意をして来たので、かうした宿屋で決してきらしたことのない火酒ウォツカを一杯だけ注文すると、たたきの床へ脚をしつかり埋め込んだ樫の食卓に向つてベンチに腰をおろして
北の山延続し此に至て尽るなり。岩石屹立して古松千尋天を衝く。攀縁して登ときはかみ稍平なり。方丈許席のごとき石あり。其上に坐して望めば南海に至り西広島城下につらなる
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
旗を出す竿が、これまでのは短うてせむなというて、竹林に兼吉が近所のもんとつろうて行きよった。
猫車 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
中天ニ華観カカンヲ立テ飛閣ヲ西城セイジョウツラ
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)