“連判状”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あれ25.0%
れんばんじやう25.0%
れんぱんじやう25.0%
れんぱんじょう25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ドーブレクは連判状あれを持っていてこそ、力もありますが、あれがなくてはドーブレクの存在がございません。その時、その時こそドーブレクが、哀れな姿となって自滅します。
水晶の栓 (新字新仮名) / モーリス・ルブラン(著)
「その土竈は年代ものらしいが、横の方に壞れてつくろつた跡があるだらう。其處の板が取外しが出來るやうになつてゐる樣子で、何んか手摺てずれの跡がある——その中に思ひも寄らぬ大金が隱してないとも限るまい、それとも連判状れんばんじやうかな」
これは陰謀の檄文げきぶんと軍令状とを書いた裏へ、今年の正月八日から二月十五日までの間に、同盟者に記名調印させた連判状れんぱんじやうであつた。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
「その土竈は年代ものらしいが、横の方に壊れてつくろった跡があるだろう。そこの板が取外しが出来るようになっている様子で、なんか手摺てずれの跡がある——その中に思いも寄らぬ大金が隠してないとも限るまい、それとも連判状れんぱんじょうかな」