“連判”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
れんぱん80.0%
れんばん20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「さうか。」東組与力瀬田済之助せいのすけ、同小泉淵次郎えんじらうの二人が連判れんぱんに加はつてゐると云ふことは、平山の口上こうじやうにもあつたのである。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
主君救出決死組の盟とその連判れんぱんは即座になされたが、そう方針が一決するまでには、家中の苦悶くもんと迷いも一方ひとかたでなく
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
かぞたて那樣成あのやうなる名主は役に立ずと連判れんばんを以て組頭へ差出せしにより組頭くみがしら種々いろ/\なだめ扱ひけれども勿々なか/\一同承知しようちせざればやむを得ず領主りやうしゆ役場やくばへ申立て惣内は名主やくあげられたり扨又惣百姓連印れんいん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)