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苦悶
ふりがな文庫
“苦悶”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
くもん
97.3%
くるしみ
0.9%
くるしみもだ
0.5%
もが
0.5%
もだえ
0.5%
わづらひ
0.5%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くもん
(逆引き)
死を宣告された人間の心理的
苦悶
(
くもん
)
がどんなものか、科学者の眼をもって冷静に記録してみたい、そういう意味のことを書いていった。
四年間
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
苦悶(くもん)の例文をもっと
(50作品+)
見る
くるしみ
(逆引き)
妻
(
さい
)
のお政は自分の様子の変ったのに驚ろいているようである。自分は心にこれほどの
苦悶
(
くるしみ
)
のあるのを少しも外に見せないなどいうことの出来る男でない。
酒中日記
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
苦悶(くるしみ)の例文をもっと
(2作品)
見る
くるしみもだ
(逆引き)
持病になって、三日置ぐらいには
苦悶
(
くるしみもだ
)
える、最後にはあまり苦痛が
烈
(
はげ
)
しいので、くいしばっても悲鳴が
洩
(
も
)
れて、畳を
掻
(
かい
)
むしって転げ廻るのを、
可煩
(
うるさ
)
いと、
抱主
(
かかえぬし
)
が手足を縛って、口に
手拭
(
てぬぐい
)
を
捻込
(
ねじこ
)
んだ上
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
苦悶(くるしみもだ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
もが
(逆引き)
おつぎは一
杯
(
ぱい
)
を
汲
(
く
)
んでひよつと
顧
(
ふりかへ
)
つた
時
(
とき
)
後
(
うしろ
)
の
竹
(
たけ
)
の
林
(
はやし
)
が
強
(
つよ
)
い
北風
(
きたかぜ
)
に
首筋
(
くびすぢ
)
を
壓
(
お
)
しつけては
雪
(
ゆき
)
を
攫
(
つか
)
んでぱあつと
投
(
な
)
げつけられながら
力
(
ちから
)
の
限
(
かぎり
)
は
爭
(
あらそ
)
はうとして
苦悶
(
もが
)
いて
居
(
ゐ
)
るのを
見
(
み
)
た。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
苦悶(もが)の例文をもっと
(1作品)
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もだえ
(逆引き)
苦悶
(
もだえ
)
そふ
歓楽
(
よろこび
)
のせて
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
苦悶(もだえ)の例文をもっと
(1作品)
見る
わづらひ
(逆引き)
身の
苦悶
(
わづらひ
)
を
恨
(
うら
)
み侘び
若菜集
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
苦悶(わづらひ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“苦悶”の意味
《名詞》
あまりの苦しさにもだえること。
(出典:Wiktionary)
苦
常用漢字
小3
部首:⾋
8画
悶
漢検準1級
部首:⼼
12画
“苦”で始まる語句
苦
苦笑
苦々
苦痛
苦患
苦力
苦労
苦手
苦衷
苦心
検索の候補
焦躁苦悶
悶苦
苦叫悶叫
“苦悶”のふりがなが多い著者
紫式部
江戸川乱歩
伊藤左千夫
徳田秋声
中里介山
アントン・チェーホフ
夏目漱石
吉川英治
山本周五郎
海野十三