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苦々
ふりがな文庫
“苦々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
にがにが
89.1%
にが/\
10.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にがにが
(逆引き)
しかしもう彼女は、ランジェー家の一週一回の
晩餐
(
ばんさん
)
にも来なくなった。ジャックリーヌは腹をたてて、
苦々
(
にがにが
)
しく小言を言いに行った。
ジャン・クリストフ:10 第八巻 女友達
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
「お父様、」と彼女は言った、「こんな服装は私にどうでしょう?」ジャン・ヴァルジャンは
苦々
(
にがにが
)
しいねたましいような声で答えた。
レ・ミゼラブル:07 第四部 叙情詩と叙事詩 プリューメ街の恋歌とサン・ドゥニ街の戦歌
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
苦々(にがにが)の例文をもっと
(50作品+)
見る
にが/\
(逆引き)
起
(
おこ
)
し我が子の爲と存ずる
淺猿
(
あさまし
)
き心
偖々
(
さて/\
)
苦々
(
にが/\
)
しき
所爲
(
しわざ
)
なり
斯
(
かく
)
淺果
(
あさはか
)
なる惡事何として其身の
望
(
のぞ
)
みを遂ることなるべきや因て其許も
能々
(
よく/\
)
我身を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
今
(
いま
)
は
彼女
(
かのぢよ
)
の
顏
(
かほ
)
に
驕
(
をご
)
りと
得意
(
とくい
)
の
影
(
かげ
)
が
消
(
き
)
えて、ある
不快
(
ふくわい
)
な
思
(
おも
)
ひ
出
(
で
)
のために
苦々
(
にが/\
)
しく
左
(
ひだり
)
の
頬
(
ほゝ
)
の
痙攣
(
けいれん
)
を
起
(
おこ
)
してゐる。
彼女
(
かのぢよ
)
は
起
(
た
)
つて
行
(
い
)
く。
悔
(旧字旧仮名)
/
水野仙子
(著)
苦々(にが/\)の例文をもっと
(14作品)
見る
苦
常用漢字
小3
部首:⾋
8画
々
3画
“苦”で始まる語句
苦
苦悶
苦笑
苦痛
苦患
苦力
苦労
苦手
苦衷
苦心
“苦々”のふりがなが多い著者
ロマン・ロラン
吉川英治
中里介山
夏目漱石
作者不詳
福沢諭吉
有島武郎
内田魯庵
水野仙子
泉鏡太郎