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苦患
ふりがな文庫
“苦患”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
くげん
93.4%
なやみ
3.9%
くかん
1.3%
ぐげん
1.3%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くげん
(逆引き)
じつは昨晩、ご悲嘆のさまを、見るに見かね、おのれの身一つさえやッとな乞食法師の
分
(
ぶん
)
もわすれて、つい浮世いろいろな
苦患
(
くげん
)
ばなし。
私本太平記:05 世の辻の帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
苦患(くげん)の例文をもっと
(50作品+)
見る
なやみ
(逆引き)
彼我等に曰ふ、あゝいぶかしくも
苦患
(
なやみ
)
の世にゐて何の罰をもうけざる者よ、心をとめてマエストロ・アダモの幸なきさまを見よ 五八—
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
苦患(なやみ)の例文をもっと
(3作品)
見る
くかん
(逆引き)
われら風情をも、
恃
(
たの
)
むべき
輩
(
やから
)
と
思
(
おぼ
)
し給えばこそ、かほどの大事をも、お胸を割って、打ち明け下されたものと存ずる。君恥かしめらるれば臣死す。やわか殿おひとりのみに
苦患
(
くかん
)
をおさせ申そうや。
新書太閤記:07 第七分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
苦患(くかん)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
ぐげん
(逆引き)
何もずるいことをしたってわけじゃなし、お線香代お花代それは払って、ただ余分の心づけがしてやれないってだけのことだけれど、それが不思議に
苦患
(
ぐげん
)
だった。気がひけてひけてならなかった。
小説 円朝
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
苦患(ぐげん)の例文をもっと
(1作品)
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“苦患”の意味
《名詞》
(仏教)地獄で受ける苦しみ。
(出典:Wiktionary)
苦
常用漢字
小3
部首:⾋
8画
患
常用漢字
中学
部首:⼼
11画
“苦”で始まる語句
苦
苦悶
苦笑
苦々
苦痛
苦力
苦労
苦手
苦衷
苦心
検索の候補
諸苦患
大苦患
患苦
“苦患”のふりがなが多い著者
アリギエリ・ダンテ
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
正岡容
吉川英治
近松秋江
清水紫琴
二葉亭四迷
幸田露伴
久保田万太郎
作者不詳