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苦手
ふりがな文庫
“苦手”の読み方と例文
読み方
割合
にがて
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にがて
(逆引き)
あゝあの百合子と云う子供は私に
苦手
(
にがて
)
だ。よく泣くし先生に似て、シンケイが細々として、全く火の玉を脊負っているような感じだ。
放浪記(初出)
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
のみならず中には、多少
易経
(
えききょう
)
の端を読みかじッている
手輩
(
てあい
)
などもあって、
素見
(
ひやかし
)
のうちでも
売卜者
(
ばいぼくしゃ
)
たちには
苦手
(
にがて
)
な部類の者と見たので
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
これは勝治にとって、最も
苦手
(
にがて
)
の友人だった。けれども、どうしても離れる事が出来なかった。そのような交友関係は人生にままある。
花火
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
苦手(にがて)の例文をもっと
(52作品)
見る
苦
常用漢字
小3
部首:⾋
8画
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
“苦”で始まる語句
苦
苦悶
苦笑
苦々
苦痛
苦患
苦力
苦労
苦衷
苦心
“苦手”のふりがなが多い著者
中里介山
佐々木邦
吉川英治
南方熊楠
水上滝太郎
有島武郎
林不忘
中島敦
久生十蘭
紫式部