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苦笑
ふりがな文庫
“苦笑”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
にがわら
39.4%
にがわらい
23.9%
くしょう
12.9%
くせう
11.6%
にがわらひ
11.0%
くしやう
0.6%
にやり
0.6%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にがわら
(逆引き)
「宿屋きめずに
草鞋
(
わらじ
)
を脱ぐ」……母がこんな事を葉子の小さい時に教えてくれたのを思い出したりして、葉子は一人で
苦笑
(
にがわら
)
いもした。
或る女:1(前編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
苦笑(にがわら)の例文をもっと
(50作品+)
見る
にがわらい
(逆引き)
「や、
駒越氏
(
こまごえうじ
)
には、もう見付られたか。余の儀は知らず女に掛けては恐しく眼の利く御人でがな」と総髪の人は
苦笑
(
にがわらい
)
を禁じ得なかった。
備前天一坊
(新字新仮名)
/
江見水蔭
(著)
苦笑(にがわらい)の例文をもっと
(37作品)
見る
くしょう
(逆引き)
呂宋兵衛の辞退をきくと、半助は、だれも
刑場
(
けいじょう
)
へでると、一
種
(
しゅ
)
の
鬼気
(
きき
)
におそわれる、その
臆病風
(
おくびょうかぜ
)
に
見舞
(
みま
)
われたなと、
苦笑
(
くしょう
)
するさまで
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
苦笑(くしょう)の例文をもっと
(20作品)
見る
▼ すべて表示
くせう
(逆引き)
と
独
(
ひとり
)
で
苦笑
(
くせう
)
する。
其
(
そ
)
のうちに、
何故
(
なぜ
)
か、バスケツトを
開
(
あ
)
けて、
鍋
(
なべ
)
を
出
(
だ
)
して、
窓
(
まど
)
へ
衝
(
つ
)
と
照
(
て
)
らして
見
(
み
)
たくてならない。
指
(
ゆび
)
さきがむづ
痒
(
がゆ
)
い。
銀鼎
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
苦笑(くせう)の例文をもっと
(18作品)
見る
にがわらひ
(逆引き)
犬
(
いぬ
)
はまたなめた。
其舌
(
そのした
)
の
鹽梅
(
あんばい
)
といつたらない、いやにべろ/\して
頗
(
すこぶ
)
るをかしいので、
見物
(
けんぶつ
)
が
一齊
(
いつせい
)
に
笑
(
わら
)
つた。
巡査
(
じゆんさ
)
も
苦笑
(
にがわらひ
)
をして
迷子
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
苦笑(にがわらひ)の例文をもっと
(17作品)
見る
くしやう
(逆引き)
是は
嫂
(
あによめ
)
の質問と同様であるが、代助は
梅子
(
うめこ
)
に
対
(
たい
)
する様に、たゞ
苦笑
(
くしやう
)
ばかりしてはゐられなかつた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
苦笑(くしやう)の例文をもっと
(1作品)
見る
にやり
(逆引き)
誰にでも
翻弄
(
ほんろう
)
されると、途方に暮れる私だから、
拠
(
よん
)
どころなく
苦笑
(
にやり
)
として黙って了うと、下女は
高笑
(
たかわらい
)
して出て行って了った。
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
苦笑(にやり)の例文をもっと
(1作品)
見る
“苦笑”の意味
《名詞》
苦 笑(くしょう)
怒りや不快感を持ちながらやむを得ず笑うこと。にがわらい。
(出典:Wiktionary)
苦
常用漢字
小3
部首:⾋
8画
笑
常用漢字
小4
部首:⽵
10画
“苦”で始まる語句
苦
苦悶
苦々
苦痛
苦患
苦力
苦労
苦手
苦衷
苦心
検索の候補
微苦笑
“苦笑”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
中里介山
泉鏡花
島崎藤村
二葉亭四迷
江見水蔭
アントン・チェーホフ
南部修太郎
三遊亭円朝
夏目漱石