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鬼気
ふりがな文庫
“鬼気”のいろいろな読み方と例文
旧字:
鬼氣
読み方
割合
きき
94.1%
すごみ
5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きき
(逆引き)
呂宋兵衛の辞退をきくと、半助は、だれも
刑場
(
けいじょう
)
へでると、一
種
(
しゅ
)
の
鬼気
(
きき
)
におそわれる、その
臆病風
(
おくびょうかぜ
)
に
見舞
(
みま
)
われたなと、
苦笑
(
くしょう
)
するさまで
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
鬼気
(
きき
)
せまる鬼仏洞内での双方の会見は、お昼前になって、ようやく始まった。
尤
(
もっと
)
も明り窓一つない洞内では昼と夜との区別はないわけである。
鬼仏洞事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
鬼気(きき)の例文をもっと
(16作品)
見る
すごみ
(逆引き)
そうした一種の
鬼気
(
すごみ
)
を含んだ船長の顔と、部屋の隅でバナナを切っている伊那少年の横顔を
見比
(
みくら
)
べると、まるで北極と南洋ほど感じが違う。
難船小僧
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
鬼気(すごみ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“鬼気”の意味
《名詞》
気味悪く恐ろしい気配。
(出典:Wiktionary)
鬼
常用漢字
中学
部首:⿁
10画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“鬼”で始まる語句
鬼
鬼神
鬼魅
鬼子母神
鬼火
鬼灯
鬼門
鬼瓦
鬼婆
鬼界
“鬼気”のふりがなが多い著者
小山内薫
与謝野寛
林不忘
海野十三
吉川英治
谷崎潤一郎
有島武郎
佐々木味津三
夏目漱石
与謝野晶子