難船小僧エス・オー・エス・ボーイ
船長の横顔をジッと見ていると、だんだん人間らしい感じがなくなって来るんだ。骸骨を渋紙で貼り固めてワニスで塗上げたような黒いガッチリした凸額の下に、硝子球じみたギョロギョロする眼玉が二つコビリ付いている …
作品に特徴的な語句
一喝いっかつ トン 天秤てんびん ふか 伽話とぎばなし 震駭しんがい 市街まち 見識みし 御幣ごへい 生娘きむすめ 小雨こさめ 時化しけ 咳払せきばら 吾々われわれ 宝物ほうもつ 毛唐けとう 唾液つば 図星ずぼし 断崖だんがい 立塞たちふさ 頸筋くびすじ 生首なまくび 波濤なみ 真顔まがお 可哀相かわいそう 面当つらあて 横浜はま 気紛きまぐれ 震撼しんかん 二個ふたつ 颱風たいふう 頬張ほおば 半間はんま 布哇ハワイ 起上たちあが 駈出かけだ 棚引たなび 奴等やつら 立停たちど さけ 波打際なみうちぎわ 竜巻スパウト 船脚ふなあし 性根しょうね 当前あたりまえ 拳銃ピストル 創痕きずあと 大濤おおなみ 柔順おとな 舷側ふなばた 大火傷おおやけど 毬栗いがぐり 南無阿弥陀仏なむあみだぶつ 鬼気すごみ 出帆しゅっぱん 鉄棒パイプ 暗誦あんしょう 不吉いや 口幅くちはば 生汗なまあせ 眼付めつき 真正面ましょうめん 空隙くうげき 気拙きまず 西蔵チベット 多人数おおぜい 水夫デッキ 胃癌いがん 轟音おと 引掴ひっつか 秘密ないしょ 彼奴等きゃつら 眼球めだま 八日ようか 太股もも 背面うしろ 胸糞むなくそ 黒煙くろけむり 汽笛ふえ 鉄槌ハマ 白泡しらあわ 繋留かか 二重瞼ふたえまぶた 影響おかげ 新嘉坡シンガポール 真二まふた 石炭すみ 船橋ブリッジ 巨大おおき 暗礁リーフ 仁王立におうだ 災難わざ 水槽タンク 凸額おでこ 渋紙しぶがみ 近処きんじょ 君等きみら 艙口ハッチ 見付みつけ