“者”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
もの66.7%
もん9.9%
しゃ9.5%
しや3.3%
2.9%
モノ1.8%
じゃ0.7%
0.7%
ひと0.7%
0.7%
(他:8)3.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“者”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸38.7%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)8.1%
文学 > 日本文学 > 小説 物語4.6%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
その主人しゆじんうへおもふことくまでふかく、かくも眞面目まじめもの
「そうじて泣く子と地頭にゃ勝たれんわな。水戸の烈公さんなんて、あれでなかなかごうものでいらっしゃったるそうな」
大菩薩峠:32 弁信の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「フウム。これは感心した。日本中で鯨の事を本格に知っとるもんなら私一人かと思っておったが、アンタもいくらか知っとるなあ」
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
母「送らんでえというにわれが送るてえばみんなわけもんも送りたがるから、誰か来たじゃなえか」
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
甚兵衛は家にかえって、その話をさるにいってきかせ、うらなしゃ言葉ことばを二人で考えてみました。
人形使い (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
うらなしゃは、んだ子供こども過去かこ現在げんざい未来みらいかたりました。
星の子 (新字新仮名) / 小川未明(著)
おれの部屋の下にあたる二階の、今ムウラン・ルウヂユの踊場をどりばへ出る音楽しや夫婦が住んで居る部屋などにも二ヶ月居た。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
うらなしやです。が、この近所のうはさぢや、何でも魔法さへ使ふさうです。まあ、命が大事だつたら、あの婆さんの所なぞへは行かない方が好いやうですよ。」
アグニの神 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
——此表このへう、十四五日うち、世上物狂ものぐるひも、酒酔之しゆすゐのさめたるごとくに(後略)
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
——此表、十四五之内に、世上之物狂ものぐるひも、酒醉之醒たるごとくに(後略)
折々の記 (旧字旧仮名) / 吉川英治(著)
コレラ一万イチマン正直ショウジキ、シカモ、バカ、ウタガウコトサエラヌヨワヤサシキモノ、キミヲ畏敬イケイ
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
父は男壯ヲトコザカリには、横佩ヨコハキ大將ダイシヤウと謂はれる程、一ふりの大刀のさげ方にも、工夫を凝らさずには居られぬだてモノであつた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
老媼は甚だしき迷信じゃなれば乞食僧の恐喝きょうかつまこととするにぞ、生命いのちに関わる大事と思いて
妖僧記 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
其の古雅にして、上手な人が吹きますと修行じゃとは思われませんような音色でございます。
其儀なら、当時大樹公ニも御出京ニ相成居候事故、鞆津直様御上坂可成筈ニ候。
如斯かくのごとく申上候へば、先般天誅之儀に付彼此かれこれ申上候と齟齬そご仕、御不審可被為在あらせらるべく候へ共、方今之時勢彼之者共かのものども厳科に被行候おこなはれさふら
津下四郎左衛門 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
孔子こたえて曰く、顔回というひとありき、学を好み怒りをうつさず過ちをふたたびせざりしが、不幸短命にして死せり。
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
忠信(の人)にしたしみ、己れにかざるひとを友とすることなかれ、あやまてば則ち改むるにはばかることなかれ。
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
「お内儀かみさん、こらうんわりやうありあんせんね」かれあはれにこゑけた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
さけな、さうだにしいもんだんべか」おつぎはこつそりいつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
近來きんらい吉原よしはらおの大勢おほぜいつてるから——彼處等あすこらつて待合まちあひでもすれば
廓そだち (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
虎の子や虎、犬の児や犬、食与ものくゐわが御主おしゅう内間うちま御鎖おざすど我御主
ユタの歴史的研究 (新字新仮名) / 伊波普猷(著)
金はあっても売りがないので、みすみす食物を摂ることが出来ず、錦の衣裳をまとったまま飢え死にをした能役者もあった。
開運の鼓 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
将監保信云、中将朝臣(雅通)消息云、白馬くちとり近衛、称散所随身、不其事、前例不然之事也随報下行てへり
俗法師考 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
云、中将云、申事由てへり
俗法師考 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
しもほうあんすがね、わしは往來いきゝなしでさ、同胞きやうでえだたあおもはねえからつてわしことわつたんでがすから、わしかゝあんだときだつてもしねえんですかんね、お内儀かみさんさうえもなりあんすめえね」
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
南宋の王遂は「學トハ乎孝。教トハ乎孝。故皆從孝字」(南宋の王應麟『困學記聞』卷七)と解釋して居る。
御馬ミウマノ皇子、三輪ミワ磐井イハヰの側で討たれる時、井を指して詛した語は「此井は百姓のみ唯飲む事を得む。王飲むに能はじ」と言うたと言ふのが其である。
人の顔を見つめると「人の顔見るモンマヽ粒・小つぼ」と言ふ。名前をよみ込む文句では古いのは、
三郷巷談 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)