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者
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も
ふりがな文庫
“
者
(
も
)” の例文
「えらい
者
(
も
)
ンに買いかぶられたなあ。あいにくこっちは、若いのや老いぼれやらの、しがない
小商人
(
こあきんど
)
だ。ところで、お前さんの方は?」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「どうせ、おめえ
等
(
ら
)
やうに
紺屋
(
こんや
)
の
弟子
(
でし
)
見
(
み
)
てえな
手足
(
てあし
)
の
者
(
も
)
な
牛蒡
(
ごばう
)
でも
檐
(
かつ
)
いで
歩
(
ある
)
くのにや
丁度
(
ちやうど
)
よかんべ」
復讎
(
ふくしう
)
でも
仕得
(
しえ
)
たやうな
容子
(
ようす
)
で
爺
(
ぢい
)
さんはいつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
「唐人子だって、おら達のなかまになればおら達の国の
者
(
も
)
んだい。そういってるだろ」
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「お
内儀
(
かみ
)
さん、こら
運
(
うん
)
の
惡
(
わり
)
い
者
(
も
)
な
仕
(
し
)
やうありあんせんね」
彼
(
かれ
)
は
憐
(
あは
)
れに
聲
(
こゑ
)
を
投
(
な
)
げ
掛
(
か
)
けた。
彼
(
かれ
)
の
災厄
(
さいやく
)
の
後
(
のち
)
にしみ/″\と
斯
(
か
)
ういふことを
聞
(
き
)
いてくれる
者
(
もの
)
は
内儀
(
かみ
)
さんの
外
(
ほか
)
にはまだなかつたのである。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
「
酒
(
さけ
)
飮
(
の
)
む
者
(
も
)
な、さうだに
惜
(
を
)
しいもんだんべか」おつぎはこつそりいつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
▼ もっと見る
「——
捕
(
と
)
った
者
(
も
)
ンの蜂だぞ。捕ったら捕った者ンの蜂だい」
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“者”の意味
《名詞》
(もの)(動作の主体となる)人。
(出典:Wiktionary)
者
常用漢字
小3
部首:⽼
8画
“者”を含む語句
使者
拙者
従者
強者
卜者
同伴者
芸者
労働者
亡者
医者
巧者
何者
役者
痴者
案内者
幸福者
読者
達者
田舎者
馭者
...