“案内者”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あんないしゃ33.3%
あんないしや23.8%
ガイド19.0%
あないじや9.5%
あんないじゃ4.8%
あないしや4.8%
しるべ4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
騎兵大隊長きへいだいたいちょう夫人ふじん変者かわりものがあって、いつでも士官しかんふくけて、よるになると一人ひとりで、カフカズの山中さんちゅう案内者あんないしゃもなく騎馬きばく。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
騎兵大隊長きへいだいたいちやう夫人ふじん變者かはりものがあつて、いつでも士官しくわんふくけて、よるになると一人ひとりで、カフカズの山中さんちゆう案内者あんないしやもなく騎馬きばく。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
彼が日本語とイタリヤ語以外の言葉を話せば、翌朝から彼が丁度茶を飲み終ったという時刻に、協会から案内者ガイドが派遣されるであろう。
モスクワ印象記 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
翌朝ネピを發してテルニイにいたりぬ。こは伊太利疆内きやうないにて最も美しく最も大なる瀑布ある處なり。われは案内者あないじやと共に、騎して市を出で、暗く茂れる橄欖オリワの林に入りぬ。うるほひたる雲は山巓さんてんに棚引けり。
ほのほまなこ忿怨神いかりのかみよ、案内者あんないじゃとなってくれい!……(チッバルトに對ひ)やい、チッバルト、先刻せんこく足下おぬしおれにくれた「惡漢あくたう」のいまかへす、受取うけとれ。
朱砂すさの門春はのどけし案内者あないしやの煙管くはへてついる見れば
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
彼方かなた此方こなたとをはかくらべてしかして知らむ、わが天上の案内者しるべの命に從ふことのいかばかり我に樂しかりしやを 二二—二四
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)