“騎馬”の読み方と例文
読み方割合
きば100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
騎兵大隊長きへいだいたいちやう夫人ふじん變者かはりものがあつて、いつでも士官しくわんふくけて、よるになると一人ひとりで、カフカズの山中さんちゆう案内者あんないしやもなく騎馬きばく。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
王子はだまったままで下を向いて聞いていらっしゃいます。やがて花よめ花むこが騎馬きばでお寺に乗りつけてたいそうさかんな式がありました。
燕と王子 (新字新仮名) / 有島武郎(著)
また上士の家には玄関敷台を構えて、下士にはこれを許さず。上士は騎馬きばし、下士は徒歩とほし、上士には猪狩ししがり川狩かわがりの権を与えて、下士にはこれを許さず。
旧藩情 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)